東大・京大に合格する子どもの育て方 (経営者新書) の感想
参照データ
タイトル | 東大・京大に合格する子どもの育て方 (経営者新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 江藤 宏 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344971080 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 妊娠・出産・子育て » 子育て |
購入者の感想
東大・京大に合格する子どもに育てるということは、あたりまえかもしれませんが難しい問題を考え抜くことが快感である子どもに育てるということなのだなと。そんなことができる子供は当然、試験の点数はよいわけです。
試験の点数をどうやって上げるかということにとらわれ、例えば計算力をまずは身につけさせようと算盤塾に通わせるのは逆効果、というのが本書のスタンスです。計算力は思考力ではない、と。
考える力を伸ばす方法は一つしかないといいます。その方法とは、何か具体的な問題について考えさせることだそうです。自家撞着的な気もしますが、言い換えれば疑問を持たせることです。そこで有効なのが、問いかけること。
具体的で感心したのは、音読のくだりです。
音読は、意味を「考え」ながら読む作業なのでお勧めだそうです。1回目の音読がおわったら「上手に読めたね」と褒め、もう一回「次はもっと上手に読めるよ」と誘う。繰り返せば文章の中身はより定着することになります。読み終わったら、語句や言葉の意味について話し合い、問いかける。例えば「文化ってなんだろう」と。子どもの答えは全部「そうだね」と受け入れてあげる。そして「で、なぜそう思うの?」と、また問いかける。そうやって子供の頭を動かし続ける。
決して難しいことではないと思えます。
試験の点数をどうやって上げるかということにとらわれ、例えば計算力をまずは身につけさせようと算盤塾に通わせるのは逆効果、というのが本書のスタンスです。計算力は思考力ではない、と。
考える力を伸ばす方法は一つしかないといいます。その方法とは、何か具体的な問題について考えさせることだそうです。自家撞着的な気もしますが、言い換えれば疑問を持たせることです。そこで有効なのが、問いかけること。
具体的で感心したのは、音読のくだりです。
音読は、意味を「考え」ながら読む作業なのでお勧めだそうです。1回目の音読がおわったら「上手に読めたね」と褒め、もう一回「次はもっと上手に読めるよ」と誘う。繰り返せば文章の中身はより定着することになります。読み終わったら、語句や言葉の意味について話し合い、問いかける。例えば「文化ってなんだろう」と。子どもの答えは全部「そうだね」と受け入れてあげる。そして「で、なぜそう思うの?」と、また問いかける。そうやって子供の頭を動かし続ける。
決して難しいことではないと思えます。