現代語訳 史記 (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 現代語訳 史記 (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480065933 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 古典 » 中国の古典 |
購入者の感想
史記を登場人物の類型で整理してそのエピソードを紹介しています。平易な書き口で読み物として楽しめます。帝王、臣下、在野の士などのちに漢などの重臣となった人物たちをそのもともとの属性に従って分類しています。実のところ、項羽や劉表のことより脇役の話の方がおもしろい。また、この本の読み方として、最初に巻末の解説「司馬遷と史記について」を読んでから本文を読んだ方が分かりやすいだろう。全体像を知ってからそれぞれのエピソードがどこにはまるのか念頭に置いた方がそれぞれの関係が分かりやすい。
基本的に面白いところをより抜いたと思って良いので入門にはちょうど良いでしょう。
基本的に面白いところをより抜いたと思って良いので入門にはちょうど良いでしょう。
自分は中国人の留学生です。今回は中国正史の第一である史記の日本語版を読みたかったから、買いました。
なかなか上出来でしたが、ちょっと気になる点ありますね。例えば30ページの呂不韋のセリフ[わたしがあなたさまの門を大きくしてさしあげましょう。]
前後の文面から見れば、ここの[門]がただの門とは思えません。やはり門地や家柄の方が理解し易いと思います。
基本、この本は史記の面白い部分をまとめして、史記の魅力を再現する本なので、入門としては、おすすめです。
なかなか上出来でしたが、ちょっと気になる点ありますね。例えば30ページの呂不韋のセリフ[わたしがあなたさまの門を大きくしてさしあげましょう。]
前後の文面から見れば、ここの[門]がただの門とは思えません。やはり門地や家柄の方が理解し易いと思います。
基本、この本は史記の面白い部分をまとめして、史記の魅力を再現する本なので、入門としては、おすすめです。