第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動 の感想
参照データ
タイトル | 第4版 カールソン神経科学テキスト 脳と行動 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 丸善出版 |
JANコード | 9784621086704 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 基礎医学 » 神経科学 |
購入者の感想
第三版のアマゾンレビューを書かれている方が、非常に難しいという主旨のことをおっしゃっていたので敬遠していましたが、
いざ購入してみると文章は簡潔でポイントがわかりやすく、複雑な数式も出て来ないとっつきやすい内容でした。
西村書店から出ている『神経科学ー脳の探究ー』は初学者向けの教科書という位置づけらしいですが、記述そのものはむしろこちらの方がわかりやすかったです。
『脳の探究』と比べると、カールソンの方が高次機能や精神疾患、薬物の神経系への影響、研究方法などの記述が非常に詳しいです。
逆に、神経伝達物質が伝わる過程や活動電位のメカニズムなどに関しては『脳の探究』の方がはるかに多くのページを割いています。
カールソンの方がより発展的な内容ということは言えるかもしれません。
またカールソンは最新の情報をできるだけ多く紹介するというコンセプトのようで、限られたスペースの中に次から次へと研究者の名前が出てきます。
新しいものだと2009年や2010年に発表された論文もありました。
情報量が多いのでその意味では手強いですが、神経科学の基礎的な知識が得られる本を一冊でも読んでいれば十分理解できる内容です。
神経科学の全体像をつかむのに最良の教科書だと思います。
いざ購入してみると文章は簡潔でポイントがわかりやすく、複雑な数式も出て来ないとっつきやすい内容でした。
西村書店から出ている『神経科学ー脳の探究ー』は初学者向けの教科書という位置づけらしいですが、記述そのものはむしろこちらの方がわかりやすかったです。
『脳の探究』と比べると、カールソンの方が高次機能や精神疾患、薬物の神経系への影響、研究方法などの記述が非常に詳しいです。
逆に、神経伝達物質が伝わる過程や活動電位のメカニズムなどに関しては『脳の探究』の方がはるかに多くのページを割いています。
カールソンの方がより発展的な内容ということは言えるかもしれません。
またカールソンは最新の情報をできるだけ多く紹介するというコンセプトのようで、限られたスペースの中に次から次へと研究者の名前が出てきます。
新しいものだと2009年や2010年に発表された論文もありました。
情報量が多いのでその意味では手強いですが、神経科学の基礎的な知識が得られる本を一冊でも読んでいれば十分理解できる内容です。
神経科学の全体像をつかむのに最良の教科書だと思います。