第3版 臨床薬物動態学 薬物治療の適正化のために の感想

要点だけが書かれていて行間が読めないという本ではなく、話されるように書かれているので、読んでいて理解がとてもしやすいです。
また薬物動態学の知識を実臨床へどのように利用するのか、実際の医薬品での検討例が出ていることはすばらしいです。
適正な薬物治療を実践するためには、薬物動態の情報は不可欠なものです。どんな情報を収集し、それをどのように活用すればよいのかを教えてくれる一冊で、これからの薬剤師に求められるスキルを持つためにお勧めの本だと思います。