いのちのスタートライン の感想

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誰でも同様の結果に繋がるとは言えないが誰にでも無限の可能性があると気付かされる。

登場する全ての人々がそれぞれの役割を果たしていて全員がヒーロー。

美しい夫婦愛、エピローグの感謝の言葉に無意識に『良かったですね、おめでとう』と呟いていた。

再スタートの最初の一歩が弱々しくても、ドミノ倒しのようにどんどん加速して様々な仕掛けがあり、見る者を驚かせゴールにたどり着く。作者なら、これからの人生もそのように出来る。いや、誰にでもその可能性は無限にある。

残りの人生を進んでいる途中、心のエイドステーションに立ち寄らせてもらった気持ちになる一冊だ。