教科書に載ってないUSA語録 の感想
参照データ
タイトル | 教科書に載ってないUSA語録 |
発売日 | 2013-04-12 |
製作者 | 町山 智浩 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
米国在住の映画評論家である筆者が、米国における時の言葉を紹介しつつ、米国社会の最新のトレンドを紹介する書物。英語学習に役立つと何かのサイトに書いてあったので
本書を手にとってみたのだが、良くも悪くも、想像以上に軽いタッチの本。芸能ネタが多く、米国の芸能界に関心が無い人(=私)にとっては、あまり楽しめないネタも少なくなかった。また、多くのスラングや流行語が紹介されており、勉強になるのだが、数年前に書かれた本なので、本書で書かれている言葉が現在でも使われているかは大いに疑わしい。英語学習目的で本書を読むと、肩透かしを食らう。
ただ、筆者が紹介する時の言葉とそれにまつわるエピソードを通じて、米国社会の「今」(正確に言えば、数年前の米国社会)が見えてくる。このような本は、あるようでいて実はほとんど無く、結構貴重である。筆者は、類書をトランプ政権発足後も出版しているようなので、読んでみたい。
本書を手にとってみたのだが、良くも悪くも、想像以上に軽いタッチの本。芸能ネタが多く、米国の芸能界に関心が無い人(=私)にとっては、あまり楽しめないネタも少なくなかった。また、多くのスラングや流行語が紹介されており、勉強になるのだが、数年前に書かれた本なので、本書で書かれている言葉が現在でも使われているかは大いに疑わしい。英語学習目的で本書を読むと、肩透かしを食らう。
ただ、筆者が紹介する時の言葉とそれにまつわるエピソードを通じて、米国社会の「今」(正確に言えば、数年前の米国社会)が見えてくる。このような本は、あるようでいて実はほとんど無く、結構貴重である。筆者は、類書をトランプ政権発足後も出版しているようなので、読んでみたい。
「英会話に役立つかも、と思って本書を手に取ってくれた人がいたとしたら、申し訳ない。全然役に立たないどころか、うっかり日常で使うと銃で撃たれかねないようなヒドい言葉も載っています」。
アメリカのメディアや日常生活で見聞きした新しい言葉、流行言葉、印象深い言葉と共に、様々な人やゴシップやスキャンダルや事件にまつわるエッセイを集めたものです。雑誌の連載が元になっているとのこと。著者はカリフォルニア州バークレー在住。
いい話もあるのですが、性的なものや差別ものや犯罪ものなどちょっと過激なネタが多く、また面白いものほどその傾向があるので、具体的に中身を紹介するのはためらわれます、この本は(苦笑)。それにしても、アメリカで問題をおこす人がやることや言うことというのは、派手というか、はっきりしているというか、スケールが違うというかなんというか、読みながら時々驚いたり呆れたりさせられます。マリファナ程度ならたいして問題にもならないようです。いろんな意味で、とっても現代のアメリカを感じさせてくれます。あと、前半はサラ・ペイリンのネタが目立ちます。
それぞれは2から3ページで読みきりになっています。各所に挿絵がついているのですが、これがなかなか濃くて時々笑えます。紙質は良くないですが、だからといって困ることはありません。分量はたっぷりあって、400ページを超えており、こういうネタをこれだけたくさん読むと、かなりおなかいっぱいになります。
アメリカのメディアや日常生活で見聞きした新しい言葉、流行言葉、印象深い言葉と共に、様々な人やゴシップやスキャンダルや事件にまつわるエッセイを集めたものです。雑誌の連載が元になっているとのこと。著者はカリフォルニア州バークレー在住。
いい話もあるのですが、性的なものや差別ものや犯罪ものなどちょっと過激なネタが多く、また面白いものほどその傾向があるので、具体的に中身を紹介するのはためらわれます、この本は(苦笑)。それにしても、アメリカで問題をおこす人がやることや言うことというのは、派手というか、はっきりしているというか、スケールが違うというかなんというか、読みながら時々驚いたり呆れたりさせられます。マリファナ程度ならたいして問題にもならないようです。いろんな意味で、とっても現代のアメリカを感じさせてくれます。あと、前半はサラ・ペイリンのネタが目立ちます。
それぞれは2から3ページで読みきりになっています。各所に挿絵がついているのですが、これがなかなか濃くて時々笑えます。紙質は良くないですが、だからといって困ることはありません。分量はたっぷりあって、400ページを超えており、こういうネタをこれだけたくさん読むと、かなりおなかいっぱいになります。