借りぐらしのアリエッティ [DVD] の感想

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参照データ

タイトル借りぐらしのアリエッティ [DVD]
発売日2011-06-17
監督米林宏昌
販売元ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
JANコード4959241981523
カテゴリDVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » キッズアニメ・映画

購入者の感想

アリエッティを公開時初めて観た時の感想は、まあまあ良かったなーくらいでした。
今英語の勉強にジブリの北米版のブルーレイを集めていて、アリエッティも買ってみました。
でも見てみたら、初めて見たときより好きになってしまいました。
大きな展開はなく静かに始まってあっという間にエンディングという感じだった印象でしたが、翔の頑張ってアリエッティを助ける姿や懸命に生きている小人たちに加えて鮮やかな絵本のような色彩の映像にも見惚れたし、音楽も大好きになりました。
頭は良くないのでメッセージ性とかはわたしには分かりませんが、見始めた瞬間から不思議な世界に連れて行ってくれるこの映画は、今までで一番好きな千と千尋の神隠しと並ぶ大好きな映画になりました。
これからも何十回と見そう、、笑
あとこの映画は、英語じゃなく日本語でこれからもずっと見ます。神木くんの翔が好き。

現代のアニメ映画はCGを駆使して細部にこだわり、躍動感や驚きを連続させて観客を惹きつけます。鑑賞後、ちょっと疲労を感じる位の満足感をもたらす映画が多い中、この作品は素朴で心休まる一作でした。

【下記ネタバレを含みます】

色彩が鮮やかで、背景画も楽しめます。アリエッティ達が住むお部屋には、本当に一つ無くなっても気付かない物が沢山ありました。壁飾りにはボタンや切手、花瓶に変わった鉛筆キャップ。安全ピンやクリップは何かを掛ける物に。その慎ましさから一家の人柄が伝わって来てほっこり。また製作側が、一見ゴミになりがちな小物をどう活用させるか思案してた姿を想像すると、更に微笑ましかったりして。

賛否両論あるハルさんですが、個人的には善者と悪者の配分は良かったと思います。実際、ハルさんより変な人は世の中に沢山いるから。ハルさんは人生終盤まで誰かに仕える仕事をしながら生きて来ました。だからこそ小人の第一発見者は自分で無くてはならなかったのでしょう。翔君の部屋に鍵をかけ、全くの第三者(業者)を主人の許可なく呼んだ。小人を想ってきた主人の気持ちを無碍にしたり、ホミリーを手荒く瓶に入れるガサツさは、何度言われても車を道に停めて通せんぼするところからも見てとれる。ハルさんは最初から最後までハルさんでした。

最終的にアリエッティ達は引っ越してしまいます。翔君のような秘密も守れる心綺麗で優しい人間と生活を共にしてもらいたいし、受け継いできた小人用のお家をアリエッティ達に使ってもらいたいところだけど、そういう形で終わっていない。なんだか寂しいけど、だからこそこれからも夢を見続ける事が出来る気がします。

角砂糖を買いに行きたくなる、可愛いお話でした。

というギャグを思いつきました

ジブリ、私は好きです。
ただし、原作付きには限界があると思います。日本人の書いた「魔女の宅急便」はともかくとして、ゲド、ハウル、アリエッティとちょっと「?」と首をかしげるものばかりです。
(日本に舞台を変えても)日本のスタイルに合わないのかもしれません。また、原作は淡々とした展開が続くのでドラマ性には欠けるかも。

絵はとにかく素敵です。見惚れます。
だけど、なんというか、話に乗れない。のめりこめない、夢中になれない、没頭できない、ワクワクしきれない(ひどい言葉ばかりですが、キーワードで羅列するとこうなります。ニュアンスで分かってください)
ナウシカやラピュタは何度見てもワクワクできるのに…
「こんな世界があるんだ!」と見せて欲しいです。

また、声の出演者たち。なんでこんなに芸能人ばかりを使うんですか?
彼らは確かに魅力的です。でもね、立ち居振る舞いで見せる人たちと違って声優さんは声で全てを見せることができる人たちでしょう?
アニメ畑を切り開いてきたジブリなのだから、もっと声優支持で良いはずなんですが。聞いててもそのキャラではなくて役者さんの顔が浮かんで話に入り込めない、というのもあるかも。

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