新世紀エヴァンゲリオン (8) (カドカワコミックス・エース) の感想
参照データ
タイトル | 新世紀エヴァンゲリオン (8) (カドカワコミックス・エース) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 貞本 義行 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784047135291 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » イラスト集・オフィシャルブック |
購入者の感想
前半は「男の戦い」で初号機に取り込まれたシンジのサルベージ、後半は加持リョウジによる冬月の拉致と冬月によるネルフ誕生に至る回想を描く。ストーリーはTVシリーズと同様の展開をたどるが、描写、演出にマンガ版独自のものが随所に織り込まれ、「人とのつながり」「他人との関係」というエヴァのテーマがより明確に描かれる。
夢の中で父ゲンドウをナイフで刺すシンジ、シンジを思いゲンドウの手を振り払うレイ、リツコは嫉妬から衝動的にレイの首をしめる(普段の冷静なリツコからすると衝撃的な場面)・・・。
特に印象的なのは中庭の噴水のそばで、レイがシンジに「もう一度手を触れてもいい?」とたずねるシーン。第9巻で同じようなシーンがもう一度繰り返されるが、人と手をつなぐことで、他人と!の関係を認識するという、TVにはなかったこの描写は、厳かで感動的な名シーン。本巻の読みどころのひとつ。
なおTV版第20話「心のかたち 人のかたち」のラストの加持とミサトによる、TV放映アニメとしては別の意味で衝撃的だったシーンは少年誌らしくマイルドな描写に変っている。
夢の中で父ゲンドウをナイフで刺すシンジ、シンジを思いゲンドウの手を振り払うレイ、リツコは嫉妬から衝動的にレイの首をしめる(普段の冷静なリツコからすると衝撃的な場面)・・・。
特に印象的なのは中庭の噴水のそばで、レイがシンジに「もう一度手を触れてもいい?」とたずねるシーン。第9巻で同じようなシーンがもう一度繰り返されるが、人と手をつなぐことで、他人と!の関係を認識するという、TVにはなかったこの描写は、厳かで感動的な名シーン。本巻の読みどころのひとつ。
なおTV版第20話「心のかたち 人のかたち」のラストの加持とミサトによる、TV放映アニメとしては別の意味で衝撃的だったシーンは少年誌らしくマイルドな描写に変っている。