ロジカルゴルフ―スコアアップの方程式 (日経プレミアシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | ロジカルゴルフ―スコアアップの方程式 (日経プレミアシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 尾林 弘太郎 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532261566 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ |
購入者の感想
ゴルフには中毒性があると思ってきました。どれだけ練習しても百発百中ナイスショットが出ることは、プロであってもありません。ゆえにキリがなくて中毒になり、中にはノイローゼになる人もいるとか。この本を読むと、そもそもナイスショットを求めて練習を重ねること自体が的外れなのだと分かります。ナイスショットとは幸せの青い鳥。追い求めても見つかりません。
それでは何を目指すのか。筆者は「平均台から落ちないこと」「60点以上のショット」だと言います。プロを含めた上級者が調子が悪くてもスコアをまとめられるのは箸にも棒にも引っ掛からない1打が少ないからです。著者は許容範囲のミスショットであれば、ミスショットだけでもパーはもちろんバーティーも取れると断言します。ショットならば、ハーフトップを良しとできるか。ここが上級者と停滞ゴルファーの分岐点で、後者はナイスショットを目指し、トップやダフリも犯してしまいます。
「ちょうどよく打ちたい」というのは理想であって現実的ではないと心得ること、練習の目的とは最高のショットを連発することではなく、ナイスショットとミスショットの幅を狭めること。「ロジカルゴルフ」とは「現実主義のゴルフ」に徹することであり、現実主義とはどのような考えかを説いたのが本書です。技術論が多数を占めるレッスン書にあって稀有な良書です。
それでは何を目指すのか。筆者は「平均台から落ちないこと」「60点以上のショット」だと言います。プロを含めた上級者が調子が悪くてもスコアをまとめられるのは箸にも棒にも引っ掛からない1打が少ないからです。著者は許容範囲のミスショットであれば、ミスショットだけでもパーはもちろんバーティーも取れると断言します。ショットならば、ハーフトップを良しとできるか。ここが上級者と停滞ゴルファーの分岐点で、後者はナイスショットを目指し、トップやダフリも犯してしまいます。
「ちょうどよく打ちたい」というのは理想であって現実的ではないと心得ること、練習の目的とは最高のショットを連発することではなく、ナイスショットとミスショットの幅を狭めること。「ロジカルゴルフ」とは「現実主義のゴルフ」に徹することであり、現実主義とはどのような考えかを説いたのが本書です。技術論が多数を占めるレッスン書にあって稀有な良書です。
「ロジカル」と言う言葉に惹かれて購入しましたが、正しく「ロジカルゴルフ」であり、ゴルフに対する考え方を根底から覆させられたのと、今まで曖昧であった「ゴルフ」が理解出来たような気がします。目から鱗の部分が沢山あり、どれから手を付けようかと悩みそうですが、やはり「定石」通り、本書の定石に基づいて取り組んでみようと思います。137のメッセージを覚えるのも大変ですが、一つ一つ修得していきたいですね。多分何度も読み返すことになると思いますが、私にとって今までにないゴルフレッスン書ですね。ラウンドが楽しみですが、練習場でも早く取り組んでみたいです。