あなたがピアノを続けるべき11の理由 の感想

「ピアノを続けるべき１１の理由」となっていますが、
決して押しつけがましくない。
それぞれの分野で活躍する11人が、
「ピアノの出会いを語り、ピアノとの関わり」を
淡々と語っている。
やっぱり、ピアノの出会いが音楽との関係まで発展しているから、
納得するところもある。

そう言えば、私とピアノとの出会いは、
ポールモーリアの「蒼いノクターンや涙のトッカータ」を聴いたときに始まる。
これらの曲が弾いてみたいと思って、ピアノの練習を始めた。
自分で納得できるぐらいまではやったが、
今では、片手でしか出来ない。
それでも、ピアノと出会った喜びはあることを思い出した。

例えば、ピアノの練習などに行き詰まったときに、
読むとよいかもしれない。

私はピアノ教師です。レッスンの合間に何気なく読み始めましたが・・・あっという間に’ティッシュの山（涙）。え、なんで・・・泣く本じゃないのに・・・と、うろたえました。心の琴線に触れるインタビューの数々。レッスン室に置いていますが、読んだ人、皆さんウルウルしていました。只今、教室内べストセラーです。