ぼうぼうあたま―ちいさいこどものおもしろいはなしとおかしなえ (子どもの近くにいる人たちへ) の感想
参照データ
タイトル | ぼうぼうあたま―ちいさいこどものおもしろいはなしとおかしなえ (子どもの近くにいる人たちへ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ハインリッヒ・ホフマン |
販売元 | 五倫文庫 |
JANコード | 9784877868178 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 絵本・児童書 » 絵本 |
購入者の感想
幼少時に親が買ってくれた絵本のなかに、福音館書店こどものとも「てがみのえほん」がありました。
これは、月間配布の絵本・こどものともの200号として作られたもので、
「こどものとも200ごうのおいわいに、あちこちからてがみがとどきましたので、みなさんにもごしょうかいしましょう」
という文章のあと、いろんな人?(魔女・巨人・幽霊・コウモリ…)からのお祝いの手紙を紹介しているという風になっています。
その中のひとつに、
「ドイツ フランクフルト ハインリッヒホフマンがい1845 もじゃもじゃペーター」からの手紙があり、
「いちばんはじめのこどものえほん それにぼくらがのっている さて ちかごろのぼくらのくらしをしらせましょう」
続けて、ちょっきんおやじ、パウリーンヒェン、もじゃもじゃーペーター、スープぎらいのカスパル、ぎょうぎのわるいフィリップ、の暮らしぶりが紹介されています。
私はこの絵本が(想像力を掻き立てられて)大好きで、このページも何度も何度も読み返し、また現在、自分の子供にも同じ本を読み聞かせしています。
もじゃもじゃペーターのお話がどんなものかは考えず、こどものともの最初の方の号に彼らの出てくるお話があったのかな位に思っていました。
そうしたら、つい最近ふとしたことから(「櫛でとかせない頭髪症候群」という病気を検索していて)、
ハインリッヒ・ホフマンという人が本当に居て、1845年にこの絵本を描いていたということを知り、いたく感激しました(笑)
そのお話の中身を確認したくて早速こちらの絵本を購入。
翻訳版はいくつかありましたが、昔の絵本テイストを味わいたくて、あえて古い翻訳のこちらを選びました。
果たしてとてもステキな(今では新鮮で、そして懐かしい)言葉が並んでいて大満足です。
口に出して読むとリズム感がとてもよく、読み聞かせをしていてこちらも楽しいです。
残酷という感想がありますが、少なくともうちの子供は(全体的にあまり絵本が好きではないのですが)この絵本は大喜びで見ています。
これは、月間配布の絵本・こどものともの200号として作られたもので、
「こどものとも200ごうのおいわいに、あちこちからてがみがとどきましたので、みなさんにもごしょうかいしましょう」
という文章のあと、いろんな人?(魔女・巨人・幽霊・コウモリ…)からのお祝いの手紙を紹介しているという風になっています。
その中のひとつに、
「ドイツ フランクフルト ハインリッヒホフマンがい1845 もじゃもじゃペーター」からの手紙があり、
「いちばんはじめのこどものえほん それにぼくらがのっている さて ちかごろのぼくらのくらしをしらせましょう」
続けて、ちょっきんおやじ、パウリーンヒェン、もじゃもじゃーペーター、スープぎらいのカスパル、ぎょうぎのわるいフィリップ、の暮らしぶりが紹介されています。
私はこの絵本が(想像力を掻き立てられて)大好きで、このページも何度も何度も読み返し、また現在、自分の子供にも同じ本を読み聞かせしています。
もじゃもじゃペーターのお話がどんなものかは考えず、こどものともの最初の方の号に彼らの出てくるお話があったのかな位に思っていました。
そうしたら、つい最近ふとしたことから(「櫛でとかせない頭髪症候群」という病気を検索していて)、
ハインリッヒ・ホフマンという人が本当に居て、1845年にこの絵本を描いていたということを知り、いたく感激しました(笑)
そのお話の中身を確認したくて早速こちらの絵本を購入。
翻訳版はいくつかありましたが、昔の絵本テイストを味わいたくて、あえて古い翻訳のこちらを選びました。
果たしてとてもステキな(今では新鮮で、そして懐かしい)言葉が並んでいて大満足です。
口に出して読むとリズム感がとてもよく、読み聞かせをしていてこちらも楽しいです。
残酷という感想がありますが、少なくともうちの子供は(全体的にあまり絵本が好きではないのですが)この絵本は大喜びで見ています。
ドイツ人医師が我が子に送った絵本というだけあって、子供への教訓めいた内容です。
表現は直接的なので(指を切られるとか、燃えて死んでしまうとか)、そこに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、我が家の息子はこの絵本で、6年間やめられなかった“指しゃぶり”を卒業しました。それぐらい、怖かったみたいです。
それでも、息子はこの絵本が好きで、何度も声に出して読んでいます。
韻を踏んだ文章や、妙にリアルな絵、強烈な内容など、良くも悪くも他とは違う個性的な絵本。子供にもそれが分かるのかもしれません。
表現は直接的なので(指を切られるとか、燃えて死んでしまうとか)、そこに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、我が家の息子はこの絵本で、6年間やめられなかった“指しゃぶり”を卒業しました。それぐらい、怖かったみたいです。
それでも、息子はこの絵本が好きで、何度も声に出して読んでいます。
韻を踏んだ文章や、妙にリアルな絵、強烈な内容など、良くも悪くも他とは違う個性的な絵本。子供にもそれが分かるのかもしれません。