エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 の感想
参照データ
タイトル | エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | S. C. Kalichman |
販売元 | 化学同人 |
JANコード | 9784759814552 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » エイズ |
購入者の感想
原題は『エイズ否認論』。
日本でエイズ否認論はマイナーなため、邦題は妥当なところ。
「HIVはエイズの原因ではない。
アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」
これを与太で片づけられる内はいい。
だが、政治家がこう唱え出すと途端に不穏になる。
ましてやそれが、大統領ともなれば。
本書は、その大統領が嵌った事例のレポ、及び分析である。
「エイズに効く」とするサプリメント業者との癒着など、
中には胸の痛くなる話も多数含まれている。
陰謀を真に受けた国がどうなってしまったか?
痛ましくも貴重なレポートだ。
日本でエイズ否認論はマイナーなため、邦題は妥当なところ。
「HIVはエイズの原因ではない。
アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」
これを与太で片づけられる内はいい。
だが、政治家がこう唱え出すと途端に不穏になる。
ましてやそれが、大統領ともなれば。
本書は、その大統領が嵌った事例のレポ、及び分析である。
「エイズに効く」とするサプリメント業者との癒着など、
中には胸の痛くなる話も多数含まれている。
陰謀を真に受けた国がどうなってしまったか?
痛ましくも貴重なレポートだ。