うかる! 行政書士 必修項目100 2015年度版 の感想

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参照データ

タイトルうかる! 行政書士 必修項目100 2015年度版
発売日販売日未定
販売元日本経済新聞出版社
JANコード9784532408534
カテゴリ社会・政治 » 法律 » 暮らしの法律 » 法律入門

購入者の感想

2014年度合格者です(181点)。
2年続けてこの本を使いましたが、良いところと悪いところを述べます。
《良いところ》
行政書士合格のためには「論点学習」が必須だと思います。そして、各論点間との「ヨコの比較」がなりより重要です。
本書は、この「論点」の洗い出しと「ヨコの比較」とが、ハンディな一冊にまとめ上げられている点が優秀です。
「基礎」「判例」「整理」と三段階に分けてカード形式でまとめられており、無駄がありません。
特に「憲法の判例」は、要旨だけをはしょったものではなく、できるかぎり前後の文章も掲載されており、
憲法の多肢選択式や、判例問題にも可能な限り対応しようとしている姿勢は評価できます。
国賠法も判例が充実しています。
「情報通信」「個人情報保護」領域も論点をまとめカードにされていて、手間が省けます。
《悪いところ》
文字が細かすぎる。
充実した内容をハンディに凝縮したため、文字間・行間が詰めすぎで50歳台のわたしには、
読みにくく、使いにくかったです。余白もほとんどなく、書き込みができません。

100ある論点でも、「こんな項目、必修なのかな?」と思えるものも多いし、
合格に必修とはいえない難しい論点もあるし、
2014年度の民法のような「行政書士試験レベルでは学習しない部分」
の論点が出題されれば、ズレた論点学習となってしまうと思います。
「行政事件訴訟法」も後半部分がバッサリ斬られていたり、近年の出題傾向からみて、偏りがあります。
その点は、近年の出題傾向を吟味しながら、使う側が取捨選択すべき点も多く、注意が必要かな、とも思います。

しかし、全体として見た場合、行政書士試験全般を一冊にハンディにまとめあげた本では、とてもよくできた本で、
合格後も、手元において何かしらひもとくのに使っているのが本書だったりします。

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