煬帝 (下) (日経文芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 煬帝 (下) (日経文芸文庫) |
発売日 | 2013-10-25 |
製作者 | 塚本 靑史 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532280109 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
立場上、これまで否定或いは忌避していたはずの歴代皇帝の愚昧さに近づく様を見事に描いています。
感覚的に煬帝は悪逆非道の皇帝だというイメージがありましたが、
北周から隋朝に至る皇帝の態様を追っていくことで、どの皇帝も同じようなものだと感じました。
むしろ手段に問題があったとはいえ、大規模な土木工事を展開し中国のインフラを一新させた煬帝は
極めて有能な人だったのではないかという印象も受けます。
煬帝がもつイメージが少し変わった気がします。
これまで、あまりないテーマだったので、非常におもしろく読めました。
感覚的に煬帝は悪逆非道の皇帝だというイメージがありましたが、
北周から隋朝に至る皇帝の態様を追っていくことで、どの皇帝も同じようなものだと感じました。
むしろ手段に問題があったとはいえ、大規模な土木工事を展開し中国のインフラを一新させた煬帝は
極めて有能な人だったのではないかという印象も受けます。
煬帝がもつイメージが少し変わった気がします。
これまで、あまりないテーマだったので、非常におもしろく読めました。