ヘドバン Vol.8 (シンコー・ミュージックMOOK) の感想

ヘドバン8、やっと完読。
8はインタビューを中心とした雑誌としてずば抜けて面白い！

自分がヘドバンを買っているのは、メタルを取り上げているのはもちろんだけど、やっぱり雑誌としての面白さ。この号なんか顕著。
雑誌の中でメタルを軸にしたエンターテイメントを見せてくれている。
とことん読者のことを考えてる。
今そんな音楽雑誌なんかヘドバンしかないと思う。

メタル復権運動というテーマの中にベビメタ、伊藤政則、聖飢魔II、アイアンメイデン、THE冠、ジャズピアニスト、TBS記者、メタルバラード、メタル焼肉にメタルめしをごった煮状態で混ぜているけど、違和感ないどころか妙な旨味みたいなのさえ出てる。
ヘヴィメタルの器が広い人ならこのごった煮が思う存分味わえる。

1400円は妥当な値段。
へたなCDよりもよっぽどお得だし楽しめる。
表紙も想像外。
今時、表紙が気になったり中身が気になって発売前も発売後もワクワクさせてくれる雑誌はヘドバンぐらい。
だからヘドバンの味方。
これからも想像を超えるというより、裏切り続けてほしい。