憲法改正に仕掛けられた4つのワナ の感想
参照データ
タイトル | 憲法改正に仕掛けられた4つのワナ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 苫米地 英人 |
販売元 | サイゾー |
JANコード | 9784904209363 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 憲法 |
購入者の感想
実質50ページほどの薄い冊子なので、ポイントを絞って、官僚が憲法改正案に仕込んだ「4つの罠」について解説している。
自民党からの依頼で官僚が作った憲法改正案には、自民党が意図しない場所が官僚の悪巧みにより微妙に変更されており 、それによって実質的な立法権と行政権を官僚の手に握ろう、という意図が読み取れる、というものだ。
そして手抜かりのない官僚たちは、そこに国会議員や国民が気付かないように、わざと他の場所で目立つ変更、しかも批判を浴びるような内容を入れておき、そこに注目が集まって修正されたとしても、本当に官僚が変えたい部分はそのまま残るように用意周到に文章を作っているのである。
成立したばかりのNSC法案とともに、総理大臣に極端に権力を集中させるようなとんでもない変更が含まれていることも暴き、自民党の憲法改正案がいかに危険かを教えてくれる。
悪く考え過ぎではないか、と思う部分もあるが、官僚の思惑を見事にあぶり出した点は高く評価できる。
自民党からの依頼で官僚が作った憲法改正案には、自民党が意図しない場所が官僚の悪巧みにより微妙に変更されており 、それによって実質的な立法権と行政権を官僚の手に握ろう、という意図が読み取れる、というものだ。
そして手抜かりのない官僚たちは、そこに国会議員や国民が気付かないように、わざと他の場所で目立つ変更、しかも批判を浴びるような内容を入れておき、そこに注目が集まって修正されたとしても、本当に官僚が変えたい部分はそのまま残るように用意周到に文章を作っているのである。
成立したばかりのNSC法案とともに、総理大臣に極端に権力を集中させるようなとんでもない変更が含まれていることも暴き、自民党の憲法改正案がいかに危険かを教えてくれる。
悪く考え過ぎではないか、と思う部分もあるが、官僚の思惑を見事にあぶり出した点は高く評価できる。