Nicolas, Where Have You Been? の感想
参照データ
タイトル | Nicolas, Where Have You Been? |
発売日 | 2007-06-12 |
製作者 | Leo Lionni |
販売元 | Knopf Books for Young Readers |
JANコード | 9780375944505 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Random House |
購入者の感想
語数 500 YL 1.7
他の本と同様、やはりLeo Lionniの描き出す世界観や話の
構成は本書でも素晴らしい輝きがあります。
ただ、Lionniの本としては珍しく、小さい子どもへの読み
聞かせ用としては本書は少し注意が必要な本であることは
事実です。
Nicolasたち野ねずみは、エサとしてとってくる実はいつ
だって未完熟だったりジューシーじゃなかったりします。
なぜかというと、一番いい実は鳥たちが先にとってしまう
からです。それを知った野ねずみたちは「鳥なんかやっつけ
ちゃえ!」と口々に言い合うようになってしまいました…。
ある日、Nocolasが鳥がまだとっていない実を探して歩いて
いると、上空から鳥が襲ってきてNicolasを連れ去り、鳥の
巣の中に落ちてしまいました。でも、そこで待っていたのは
鳥も実をとって子育てしているという現実。それに鳥たちが
Nicolasの元を去る時にはいくつかの実を置いていってくれる
気遣いもしてくれたのです。
ところがこのことを、野ねずみたちに話をすると、鳥と戦争だ、
なんていう始末…。そうではないとNicolasは説明しますが…。
このように、やや暴力的なシーンも出てくるので、読み聞かせ
の際には注意が必要な本です。日本では谷川俊太郎の訳で『
ニコラスどこにいってたの』の邦題で和訳も手に入れることが
できます。
他の本と同様、やはりLeo Lionniの描き出す世界観や話の
構成は本書でも素晴らしい輝きがあります。
ただ、Lionniの本としては珍しく、小さい子どもへの読み
聞かせ用としては本書は少し注意が必要な本であることは
事実です。
Nicolasたち野ねずみは、エサとしてとってくる実はいつ
だって未完熟だったりジューシーじゃなかったりします。
なぜかというと、一番いい実は鳥たちが先にとってしまう
からです。それを知った野ねずみたちは「鳥なんかやっつけ
ちゃえ!」と口々に言い合うようになってしまいました…。
ある日、Nocolasが鳥がまだとっていない実を探して歩いて
いると、上空から鳥が襲ってきてNicolasを連れ去り、鳥の
巣の中に落ちてしまいました。でも、そこで待っていたのは
鳥も実をとって子育てしているという現実。それに鳥たちが
Nicolasの元を去る時にはいくつかの実を置いていってくれる
気遣いもしてくれたのです。
ところがこのことを、野ねずみたちに話をすると、鳥と戦争だ、
なんていう始末…。そうではないとNicolasは説明しますが…。
このように、やや暴力的なシーンも出てくるので、読み聞かせ
の際には注意が必要な本です。日本では谷川俊太郎の訳で『
ニコラスどこにいってたの』の邦題で和訳も手に入れることが
できます。