刑法総論 第2版 の感想
参照データ
タイトル | 刑法総論 第2版 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山口 厚 |
販売元 | 有斐閣 |
JANコード | 9784641042483 |
カテゴリ | 社会・政治 » 法律 » 司法・裁判 » 刑法・訴訟法 |
購入者の感想
結果無価値の立場から著述されている教科書です。
【初学者の方へ】
入門書ではないので、文中に馴染みのない単語(でも、日本語)が何の断りもなくならんでいます。その点、国語辞典や漢和辞典、大学での講義などで馴らしていってください。ある程度の論点は網羅されており、教科書としてのページ数、値段からしても最適です。ただ、本書は教科書ですので、記述が簡潔で、読みすすんでいけばいくほど退屈に感じられるかもしれません。常に「なぜ?」という意識を忘れずに読み進んでいけば、そうでもありません。それに、せっかく買ったのですから、どんどん書き込んで汚していきましょう。
【中・上級者へ】
司法試験受験生の方は、まず、「はしがき」を読んでください。いくつかの点で、大きな改説がなされています。しかし、いくつかの改説はなされていますが、司法試験の基本書としての有用性は変わらないと思われます。
研究者の方にとっては、前著の補訂版より興味深い一冊になりうるかもしれません。特に因果関係論を研究されている方にとっては、前田教授の改説もあり、相当因果関係論者に理論的再構築を迫るものでしょう。
教科書としての制約はありますが、ページ数、値段、記述内容の緻密さ、どれをとっても最上のものと評価できます。
是非、本書をその手にとってみてください。
【初学者の方へ】
入門書ではないので、文中に馴染みのない単語(でも、日本語)が何の断りもなくならんでいます。その点、国語辞典や漢和辞典、大学での講義などで馴らしていってください。ある程度の論点は網羅されており、教科書としてのページ数、値段からしても最適です。ただ、本書は教科書ですので、記述が簡潔で、読みすすんでいけばいくほど退屈に感じられるかもしれません。常に「なぜ?」という意識を忘れずに読み進んでいけば、そうでもありません。それに、せっかく買ったのですから、どんどん書き込んで汚していきましょう。
【中・上級者へ】
司法試験受験生の方は、まず、「はしがき」を読んでください。いくつかの点で、大きな改説がなされています。しかし、いくつかの改説はなされていますが、司法試験の基本書としての有用性は変わらないと思われます。
研究者の方にとっては、前著の補訂版より興味深い一冊になりうるかもしれません。特に因果関係論を研究されている方にとっては、前田教授の改説もあり、相当因果関係論者に理論的再構築を迫るものでしょう。
教科書としての制約はありますが、ページ数、値段、記述内容の緻密さ、どれをとっても最上のものと評価できます。
是非、本書をその手にとってみてください。