大関 甘酒 190ml×30本 の感想

甘酒の起源は「日本書紀」にある「天甜酒（あまのたむざけ）」とされている。江戸時代になると、その栄養価から夏場の飲み物として重宝され、天秤棒をかついだ甘酒売りが夏の風物詩となった。俳句でも甘酒は夏の季語、江戸庶民にとっては頼りになる夏の飲み物だったわけである。今では初詣の神社や寒い時期のイベント、スポーツ観戦など、すっかり冬の飲み物としてのイメージが定着しているが、夏は冷やして、冬は温めてと、年間を通してお楽しみいただける飲み物である。

甘酒作りには、上質なしぼりたての酒粕を常に確保しておくことが重要であり、それが実現した商品が蔵元造りの甘酒の魅力の一つである。灘の蔵元「大関」では、甘酒造りに最適なこだわりの酒粕を検査員が1枚1枚チェックし不純物をシャットアウト。また、使用するタンクや配管などは毎日洗浄殺菌して衛生管理を徹底し、蔵元ならではの甘酒を製造している。