スーパー戦隊シリーズ 烈車戦隊トッキュウジャー VOL.12<完> [DVD] の感想

幼児のように欠けた性格、その欠落ゆえ、ただ一人キラキラを得ることができないゼット。その苦悩を描き切ったところが、最高に良いです。第四十五駅での、ゼットとグリッタ嬢の会話には、泣かされました。
そのゼットを受け入れるグリッタ嬢は、正に天使でした。二人のその後が、見たいです。グリッタ嬢を殺さなかったゼット。あの時、どんなやり取りがあったのか見たかったですが、あえて想像に任せるやり方も良いと思います。

最後までゼットに忠誠を誓うネロ男爵とモルク侯爵も、最高でした。吸収される時のゼットとのやり取りが、さりげなくて泣けます。