国産材はなぜ売れなかったのか の感想
参照データ
タイトル | 国産材はなぜ売れなかったのか |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 荻 大陸 |
販売元 | 日本林業調査会 |
JANコード | 9784889651935 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
「国産材は外材より高いから売れなかった」と思われがちですが、
現在は国産材の方が安いにも関わらず、外材に依存している状況です。
本書は国産材や製材業界が抱えていた問題点と、
外材が輸入・利用されるようになった過程から国産材が売れなくなった理由を提示し、
半ば一般常識になっている「国産材は外材より高いから売れなかった」という一辺倒な考えを払拭しています。
(木材価格も一因ではあると思いますが・・・)
更にそこから現在に至るまでの二転三転している展開と、今後の展望についても書かれています。
私自身も空気売りの話など初めて知る内容が多く、最後まで興味深く読むことが出来ました。
森林や林業に興味を持っている方は、是非目を通して欲しい一冊です。
また林業・製材業界の変遷が章ごとに時系列で事例を挙げて示されており、
戦後林業の歴史の一つの側面を国産材を通して見られるのも、本書の売りの一つではないかと思います。
現在は国産材の方が安いにも関わらず、外材に依存している状況です。
本書は国産材や製材業界が抱えていた問題点と、
外材が輸入・利用されるようになった過程から国産材が売れなくなった理由を提示し、
半ば一般常識になっている「国産材は外材より高いから売れなかった」という一辺倒な考えを払拭しています。
(木材価格も一因ではあると思いますが・・・)
更にそこから現在に至るまでの二転三転している展開と、今後の展望についても書かれています。
私自身も空気売りの話など初めて知る内容が多く、最後まで興味深く読むことが出来ました。
森林や林業に興味を持っている方は、是非目を通して欲しい一冊です。
また林業・製材業界の変遷が章ごとに時系列で事例を挙げて示されており、
戦後林業の歴史の一つの側面を国産材を通して見られるのも、本書の売りの一つではないかと思います。