『女学雑誌』と欧化―キリスト教知識人と女学生のメディア空間 の感想
参照データ
タイトル | 『女学雑誌』と欧化―キリスト教知識人と女学生のメディア空間 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡田 章子 |
販売元 | 森話社 |
JANコード | 9784864050456 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 女性学 » 女性問題 |
購入者の感想
『女学雑誌』に関わる先行研究は、キリスト教史や女性史研究の中では比較的多いが、それらをきっちり押さえることができていないという点において、学術書として問題がある。何が自分のオリジナルで、どこが先行研究で既に明らかにされていた部分なのか、しっかり書き分けるのは、研究者として当然の義務ではないだろうか?
どこか別の論文で見たような分析を、あたかも自分のオリジナルであるかのように書くのは、ルール違反だ。
参考・引用文献一覧を見ても、『女学雑誌』や「キリスト教知識人」や「女学生」についての基本的な文献や論文が抜けているかわりに、なぜそこに記されているのがよくわからないようなものまでが並べてある。
あとがきに「歴史研究を専門としているわけでもない」とか「(大学院に進学するという)酔狂な振る舞い」などと言い訳するのは、真剣に研究に取り組んでいる人たちに、失礼である。
どこか別の論文で見たような分析を、あたかも自分のオリジナルであるかのように書くのは、ルール違反だ。
参考・引用文献一覧を見ても、『女学雑誌』や「キリスト教知識人」や「女学生」についての基本的な文献や論文が抜けているかわりに、なぜそこに記されているのがよくわからないようなものまでが並べてある。
あとがきに「歴史研究を専門としているわけでもない」とか「(大学院に進学するという)酔狂な振る舞い」などと言い訳するのは、真剣に研究に取り組んでいる人たちに、失礼である。