飼い主獣人とペット女子高生 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ) の感想

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参照データ

タイトル飼い主獣人とペット女子高生 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ)
発売日2015-05-27
製作者野干ツヅラ
販売元KADOKAWA/メディアファクトリー
JANコード9784040676401
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ラブコメと打っていますが、中身はただの「うちのペット可愛い!」と言うだけの作品
恋愛要素はまったくありません、ラブコメと言われているのに疑問を感じます。

設定としてあまりに薄く、「人間は高級食材」「人間は人間世界から攫われて売られている」などとありますが、
その設定がまるで生かされていません。
そもそも舞台が飼い主獣人の家からまったく動かないため、何の意味もありません。

話は基本的に1~2話完結。なので女子高生の打ち解けていく様子がかなり唐突すぎて感情移入も何も出来ません。
背景の書き込みもほとんど真っ白かトーンなので、時間の流れや場所の変化などを感じられず、
そもそも女子高生は攫われて売られた身であり、「なんとしても元の世界に帰る!」と決意をしているわりに、
初っ端から普通にくつろぎ、言葉を理解しようとする程度でこれといった「帰ろう!」というアクションがありません。
挙句にはご飯がおいしいからまだ良いかなどと言うくらいです。
彼女は元の世界で両親と仲が悪く、学校では苛められていたりでもしたのでしょうか?
こういうのは「お父さんお母さんどうしてるかな…学校のみんなは…」など、元の世界に思いをはせる描写があるものですが、
そういうのはまったくありません。
登場キャラが「だいぶ慣れてきたね」などと言った事を言いますが、まるで成長に実感がわきません。
日常系ならば時間の流れはしっかりとしてもらいたいです。

また、登場キャラに「自分も昔人間を飼っていたが、目を離した隙に食べられてしまった」という不幸設定を持つ子が居ますが、
高級食材として攫われて売られている人間が野良としている世界なのでしょうか。
設定からして、必然的に何処かの誰かの所有物であると判断されるのが当然な筈です。
なのに高級食材が1人で居たから食ったって、どんな世紀末世界なのでしょうか。
作者の都合で不幸をチラつかせるために取って付けたような不幸設定を添えられたキャラが不幸です。

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