まるごとフリーで動画編集―AviUtlマスター★ガイド の感想

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普段から AviUtl を使って、動画編集している視線からレビューします。

序章で AviUtl の紹介から始まりますが、正直要らないです。
全く知らない人に対して無料ソフトである Aviutl を勧めるのならわかりますが
書名 が AviUtl をマスターしたい方がターゲットなんですが…？

その後インストール導入について記載しています
ダウンロードやらプラグインのセットアップといった内容です。

それらを踏まえてやっとのこと Aviutl の操作方法についての章ですが
動画ファイルを読み込みや、動画の範囲選択
切り貼りといったようなの基本的なことばかりで
勘の良い方なら、フィーリングで理解できるような事をダラダラ書いています。

比較的に重要なウェイトを占める拡張編集についての章ですが、
オブジェクトの追加、分割、削除といった基本的な操作ばかり
フィルタオブジェクトの適用について記載と思ったら
適用の仕方のみで、効果はご自身で確かめてください…と言った内容。

この書籍はフルカラーですので、それを活かして
適用イメージの掲載やフィルタの重ね合成例の
説明をすればいいのでは？と思ってしまいます。

クロマキー合成、アニメーション、パーティクル出力 とかあったり、
の割には カメラ制御 について全く解説がなかったりと…
どの層をターゲットにしてるのか、いまいち理解不能です。

AviUtl 解説書のはずですが Audacity での波形編集 や
GIMPでの透過画像の作成方法とかあさっての方向を
解説し始めたのにはこの項目必要ないのでは…？　とか

Nive や MMD との連携もありましたが、それらを既に使っている方が
ファイルを読み込みやオブジェクト追加、分割、削除の操作方法を
わからないといった事はなんてないと思うのですが…？

といったような疑問 だらけばかりでした。