ザ・リッチー・ブラックモア・ストーリー+レインボー - ライヴ・イン・ジャパン 1984【5000セット完全限定生産/Blu-ray(ドキュメンタリー)+DVD&2CD(ライヴ)/日本語字幕付/日本語解説書封入】 の感想

ずいぶん経ってからのレビューになりますが、久しぶりにここを見たところ多くの意見が載っていたので参考までにお読みください。まずライブ映像ですが、収録時に武道館の南西2階、後ろから数えたほうが早い席におりました。生の音質は語るレベルではなく武道館の音響の酷さを実感。その後ビデオが発売されるも高価過ぎて数年。ブート盤のDVDが発売され購入。ここでは生で聞こえなかった音も再現されていたのでマズマズ満足。その上で今回のDVDセットを購入してます。上記の経験から今回のDVDが一番音質としてはいいです。その点は満足しているのですが、これだけ高価な商品であるのに、1か所映像が止まりました。これは不良品レベルと言えます。返品するほど子供ではないのでそのまま楽しんでいますが……。また同時収録されているインタビュー集は素直に楽しめます。この手のインタビュー集にありがちですが、師匠とともに大好きなブライアン・メイの発言には喜びを禁じえません。また師匠本人が語るメンバー入れ替え劇についても、大体は過去のインタビューなどと同じですけれど、より深くまで突っ込んだ発言となっており、これはファンなら必見です。価格が高価なこと、映像が止まる箇所があることなど欠点はありますが、買って損ということはないでしょう。

私も行った懐かしの1984年武道館でのRainbowラストコンサート、この年位からリッチーのステージアクションは抑え気味になってきました。直後に発売されたこのVHSを大学生だった当時では大金の18000円で購入しました（今でも大金！）。がっかりだったのはあのオクターバーがかかりっ放しのような醜いギターサウンド。後のオフィシャルで一部CD化された時もその音は変わっていませんでした。今回の完全リマスタリングでどこまで改善するか少し期待してます。ストーリーの方は既存映像の寄せ集めのようですが、各々のリッチーのコメントは非常に楽しみ！