中国の赤い星〈上〉 (ちくま学芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 中国の赤い星〈上〉 (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | エドガー スノー |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480081926 |
カテゴリ | ノンフィクション » 歴史・地理・旅行記 » 歴史 » 東洋史 |
購入者の感想
読みやすいわけではないかもしれないが、面白い。僕の先生いわく、ジャーナリストはロマンチストかリアリストに分類される、とのこと。後に中国のために嘘までついた、中国にどっぷり惚れこんだ人物の、“中国共産党がまだ純粋だった頃の話”。
つーか、貧乏だけど皆楽しそうに生活をしてるよ。彼らは国民党・蒋介石によって封じ込めをされたというのにちっとも堪えてない(いや一時大変だったが。)。
上巻には毛沢東の前半生を含みます、後の著作はほぼこれを下敷きにしてるそーですな。ていうかスノーさん実地で紅軍にいらしたんですねぇ。数百人単位の人名紹介付き、有名どこは少ない気がする(超有名は押えているが中間がない。)。
偶然──でもないけど、時期は1935、翌年に西安事変!!、翌々年に盧溝橋事件を皮切りに日中戦争。共産党が権力を握り、数度の改定によってその後敵対する勢力の人物の関係がぼやかされたところもあったり、様々な時代の狭間の中で制約があっても、これ自体がなんの前提条件がなくても力のある書だと思う。
つーか、貧乏だけど皆楽しそうに生活をしてるよ。彼らは国民党・蒋介石によって封じ込めをされたというのにちっとも堪えてない(いや一時大変だったが。)。
上巻には毛沢東の前半生を含みます、後の著作はほぼこれを下敷きにしてるそーですな。ていうかスノーさん実地で紅軍にいらしたんですねぇ。数百人単位の人名紹介付き、有名どこは少ない気がする(超有名は押えているが中間がない。)。
偶然──でもないけど、時期は1935、翌年に西安事変!!、翌々年に盧溝橋事件を皮切りに日中戦争。共産党が権力を握り、数度の改定によってその後敵対する勢力の人物の関係がぼやかされたところもあったり、様々な時代の狭間の中で制約があっても、これ自体がなんの前提条件がなくても力のある書だと思う。