スナックさいばら おんなのけものみち ガチ激闘篇 (単行本) の感想

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参照データ

タイトルスナックさいばら おんなのけものみち ガチ激闘篇 (単行本)
発売日販売日未定
製作者西原 理恵子
販売元角川書店
JANコード9784041105092
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » さ行の著者

購入者の感想

 単身遠隔介護、施設たらいまわしを数年やりました。
もう少し早くこの本読んでおけば・・・と思います。
それでも、この本に今からでも出会えてよかったです。

 本書には、介護要員になるのは「無職の嫁」と書いてあり、深く納得しました。
あらためて、自分や家族やよその介護家族について、客観的に見ることが出来ました。

 本には書いてないですが、
独身フリーランスは、性別問わず、介護要員にされます。同居や遠隔地でも。
核家族で誰かが介護状態になると、
育児中の主婦より、独身フリーランスのほうが奴隷にされやすい。
(単身介護は人生終わりに向かう確率が専業主婦より高いので要注意です)
 
 介護の小説やテレビ番組や映画等、所詮メディアに出てくる認知症は
「他人を刺して流血事件を起こさないレベルのボケ」「う○こ喰ったり投げたりしないボケ」ばかり。
美談や社会制度問題にふれておしまいです。
 
なんもしない第三者ほど「美談」にしたり
なんもしない旦那ほど「献身的な嫁に親戚中が感心してる話」にしたがるので、
傷ついてました、頭に来てました。
次々斬っていただいて、スッキリしました。救われた気分になります。

こういう本当に大事な話題は、さいばらさんの本でサシで読む価値あると思います。
   
さいばらさんは、まだ認知症介護の当事者じゃないのに、話題によりそう事が出来、
殺意が湧くような話題でも楽しく聞かせてくれて頼もしい。少しでも見習いたいです。

介護以外の話題も、
丁寧に、時間をかけて、最初から最後まで夢中で読めました。感謝です。

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