楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 (ハヤカワ文庫JA) の感想

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タイトル楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 (ハヤカワ文庫JA)
発売日販売日未定
販売元早川書房
JANコード9784150311728
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学

購入者の感想

収録作品はウィリアムギブスン「クローム襲撃」、ブルース・スターリング「間諜」、神林長平「TR4989DA」
大原まり子「女性型精神構造保持者」、ウォルター・ジョン・ウィリアムス「パンツァーボーイ」
チャールズ・ストロス「ロブスター」、吉上亮「パンツァークラウンレイビズ」、藤井太洋「常夏の夜」です。
この本は楽園追放とは直接関係ありせんが、脚本の虚淵玄が影響を受けた作品が集められています。
短編が始まる前に作者の簡単な紹介分があり、どんな作風なのかがわかるようになってます。
サイバーパンクって何?どんなものなんだろうと思う人にはうってつけの本。
ウィリアム・ギブスンはサイバースペースという言葉を生み出したひとで、作品の中の用語が結構難しい。
他の方で用語が難しいという意見がありますが、作品の雰囲気を出すものなのでふーんこんなもんかで
いいのではないでしょうか。
マトリックス・シミュレーター?ってシミュレーター・マトリックスって説明があります。
「赤と緑のLED」?(なぜ青色がない?)のは今話題のノーベル賞受賞者、中村教授に関係があり、
あの当時は青色LEDが実用化されておらず、青色の発明は21世紀中は無理だろうと
言われていたからです。クローム襲撃が書かれた時代に青色LEDはなかったし、クローム襲撃の
時代にも青色はないとギブスンは思って、赤と緑のLEDと書いたんです。
現実が空想を超えてしまった一例でしょう。
読書は感受性と想像力を養うものです。難しいのはウィリアム・ギブソンですが、雰囲気づけなんだなと
思って読めば全然読めてしまいます。(用語がなんなのかわからなくても重要ではないので問題ない。)

楽園追放と関係がないと割り切ればすごく良い本です

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早川書房から発売された楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 (ハヤカワ文庫JA)(JAN:9784150311728)の感想と評価
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