こんな子 来たらどうするの? ―顎骨の成長発達を考えよう の感想
参照データ
タイトル | こんな子 来たらどうするの? ―顎骨の成長発達を考えよう |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 竹澤保政 |
販売元 | 永末書店 |
JANコード | 9784816012877 |
カテゴリ | 医学・薬学・看護学・歯科学 » 歯科学 » 臨床歯科学 » 小児歯科学 |
購入者の感想
当方は一般技工から矯正装置まで手がける歯科技工士です。
普段は模型相手の仕事のため、小児矯正での歯や顎の動くイメージを明確に掴みたく、サブタイトルの『顎骨の成長』に惹かれて読ませていただきました。
先ず、本書は装置の作り方が詳細に載っている本ではありません。
しかしながら、タイトルのとおり、普段から目にする叢生や反対咬合などを更に分類して、多くの症例が載っていました。ダイナミックですが、理にかなってると感じました。個人的には『茶筒の原理』がわかりやすかったです。この考えで矯正治療の流れが見えてきました。
また、矯正ではセファロを見る仕事が入ってきますが、それほど知識がなくても、その症例の見るべき点が簡潔に書かれていて、その他必要な用語の説明もしっかりあったので、一冊で大筋理解することができました。
技工士としては仕事の教科書というより、矯正装置の質を高める一冊だと思います。
きっと、技工士よりは、矯正を始められる先生や、他院に紹介される時に衛生士の方が読まれると、患者さんへの説明や状況把握、後々のケアに役立つ一冊かと思いました。
普段は模型相手の仕事のため、小児矯正での歯や顎の動くイメージを明確に掴みたく、サブタイトルの『顎骨の成長』に惹かれて読ませていただきました。
先ず、本書は装置の作り方が詳細に載っている本ではありません。
しかしながら、タイトルのとおり、普段から目にする叢生や反対咬合などを更に分類して、多くの症例が載っていました。ダイナミックですが、理にかなってると感じました。個人的には『茶筒の原理』がわかりやすかったです。この考えで矯正治療の流れが見えてきました。
また、矯正ではセファロを見る仕事が入ってきますが、それほど知識がなくても、その症例の見るべき点が簡潔に書かれていて、その他必要な用語の説明もしっかりあったので、一冊で大筋理解することができました。
技工士としては仕事の教科書というより、矯正装置の質を高める一冊だと思います。
きっと、技工士よりは、矯正を始められる先生や、他院に紹介される時に衛生士の方が読まれると、患者さんへの説明や状況把握、後々のケアに役立つ一冊かと思いました。