図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫) の感想

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タイトル図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)
発売日2011-04-23
製作者有川 浩
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784043898053
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

購入者の感想

知人にススメられて「本編」「別冊」をまとめて一気に読んだのですが
このシリーズにお金を出したことを本気で後悔しています。

正直、好き嫌いは別れる作品な気がします。

戦争というタイトルを聞いて「ガンダム」みたいな
泥臭い人間ドラマや各キャラの信念を感じさせる
群場劇を期待する方には 絶対オススメ出来ません。

あと、ライブドア派とか即興で書きましたなんてことを
あとがきとインタビューで書く(言う)作者なので
物語において「筋書き」や「整合性」「リアリティ」を重視する方にも
オススメ出来ません。

月9ドラマのラブコメのノリで書きましたとあとがきで作者が書いた通り
この作品は、主人公が「王子様」を夢見るのを卒業するまでの成長ストーリー、
悪魔で「ラブコメ」と割りきってみるべきです。

以下、個人的にお金を出して本気で後悔した点

●男性に「王子様」や「紳士」であることをやたら強調したりするシーン多く
 少女漫画な描写が多いこと。
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登場人物が学生ならともかく、社会人の20代の女性が「王子様」を憧れたりするのは、
個人的にはむしろ痛々しいとすら思いました。
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●敵側である「メディア良化隊」をほとんど描かず「絶対悪」として定義していること。

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