黒子のバスケ ─Replace III─ ひと夏のキセキ (JUMP j BOOKS) の感想

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参照データ

タイトル黒子のバスケ ─Replace III─ ひと夏のキセキ (JUMP j BOOKS)
発売日販売日未定
製作者藤巻 忠俊
販売元集英社
JANコード9784087032758
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

 帝光の話は、まとまりがない雰囲気で、無理やりキセキ+黒子、桃井メンバーを総出演させた感じです。
第一弾より桃井のキャラが改変されてなかったのでよかったのですが、やはり原作の桃井像とは違う印象はあります。原作桃井の小生意気でキャピキャピ感がなく、捉えられてないなという印象です。小説は、漫画よりキャラの心理描写を詳しく描ける強みをもっているのですから、これでは原作桃井の良さ、味が出されないんじゃないかと思います。上から目線ですみません。しかし、プロの小説家としてお金をもらっているからには、やはり原作のキャラ性格はきっちり掴んでほしいと思います。正直、ファンの方が書いた小説の方が、性格をはじめ細かい描写まできっちりしている場合もあるので、次回作は購入するかしないか迷うと思います。
 誠凛の話はほんわかしてて、よかったです。
火神と氷室の幼少期、氷室の繊細な面はちゃんと描かれていました。面白かったです。陽泉の話も良かったと思います。火神と氷室目当てだったので。
 

 あと、かなり余談なのですが、あとがきの所で『「氷室の左目の秘密」がカットされた』と書いてありましたが、それは当然のことだと思います。だってまだ、原作で描かれていないエピソードですし、だたの氷室の特徴として設定されたのかもしれません。
原作に先走って、勝手に意味深に書こうとするのは、それは流石にまずいと思います。だから担当さんも、「あとがきにカットされたと書いてもいいからカットして」とおっしゃったのではないのでしょうか。(あとがき参照)
 私が申し上げるのは確かに違うと思いますが、オリジナルを入れるなら、原作に影響がないor原作設定に則った範囲でするべきではないでしょうか。(つっちーの彼女騒動とか、青峰がマイちゃんの巨乳に魅了される話は面白かった)
 アニメスタッフさんの方が、当然かもしれませんが、より詳細にキャラや原作の描写を掴めており、その雰囲気などを表現できていらっしゃいます。
 次回は、アニメスタッフの方が脚本してくれたら大盛況ではないか?と思ってしまいます。

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