おおきなひとみ (とぴか) の感想
参照データ
タイトル | おおきなひとみ (とぴか) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 谷川俊太郎 |
販売元 | 芸術新聞社 |
JANコード | 9784875863540 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 絵本・児童書 » 絵本 |
購入者の感想
「だれもしぬことはでき」ず、
「なにもおわることはできない」世界にわたしたちは生きていて、
逃れられない宿命をこの否定のことばから感じる。
生命は連綿と続くということなのだが、
わたくし個人の意志でその連鎖を断ち切ることが許されてはいない。
それでは、これはだれの決定に拠るものか。
「だれもがくちをとざすかみのうえのくに」
「かみ」とは「紙」か「神」か。
画家は詩人のことばを解体し、絵を描いた。
詩人はそのスケッチを見てさらにことばを選び、練り上げた。
ひらがなで書いてあり、だれにでも読めることは読める。
しかし、開けば開くほど宇宙と交合しているような心持ちになる。
のはわたしだけか。
「なにもおわることはできない」世界にわたしたちは生きていて、
逃れられない宿命をこの否定のことばから感じる。
生命は連綿と続くということなのだが、
わたくし個人の意志でその連鎖を断ち切ることが許されてはいない。
それでは、これはだれの決定に拠るものか。
「だれもがくちをとざすかみのうえのくに」
「かみ」とは「紙」か「神」か。
画家は詩人のことばを解体し、絵を描いた。
詩人はそのスケッチを見てさらにことばを選び、練り上げた。
ひらがなで書いてあり、だれにでも読めることは読める。
しかし、開けば開くほど宇宙と交合しているような心持ちになる。
のはわたしだけか。