警察と暴力団 癒着の構造 (双葉新書) の感想

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参照データ

タイトル警察と暴力団 癒着の構造 (双葉新書)
発売日販売日未定
製作者稲葉 圭昭
販売元双葉社
JANコード9784575154511
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

本書の著者については、本書カバー(表4部分)及びこのページの上の「商品の説明」に、「かつて北海道警で銃器・マル暴捜査で活躍した」経歴を持っているようであり、また自身の違法行為については「暴力団組員を使って覚醒剤の密売にも手を染めていた」とあり、また「はじめに」において「2002年、覚醒剤使用などで……懲役9年、罰金160万円が確定」と吐露している。「覚醒剤使用」での右判決(宣告刑)に疑問を感じていたが、第4章(142頁)で「覚醒剤の単純所持と使用、営利目的所持、拳銃所持の4つの罪で逮捕」とあるので、右判決(宣告刑)に合点がいく。覚醒剤取締法41条2項では「無期若しくは三年以上の懲役」(41条の2第2項では「一年以上の有期懲役」)又は右刑と罰金との併科となっており、「営利目的所持」は法定刑が格段に重くなるからである。著者自身の当該公判における訴因(公訴事実)の詳細は不明ながら、前示「4つの罪」とあることからすれば併合加重(刑法45条前段)となる余地もあったと推察されるが、著者自身の逮捕・公判までの経緯・主張等については第2・4章辺りに詳しいのでここでは深く立ち入らないことにする。本書のコンセプトは同前「商品の説明」にあるように、警察組織から(自身の刑事事件に依り)ドロップアウトした元刑事が、昨今の「癒着」や問題等について警鐘を鳴らすべく、著者の「知る警察と暴力団の本当の関係を暴露する」ものと言えようか。

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双葉社から発売された稲葉 圭昭の警察と暴力団 癒着の構造 (双葉新書)(JAN:9784575154511)の感想と評価
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