Ok Computer の感想

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参照データ

タイトルOk Computer
発売日1997-06-16
アーティストRadiohead
販売元Capitol
JANコード0724385522925
Disc 1 :Airbag
Paranoid Android
Subterranean Homesick Alien
Exit Music (For A Film)
Let Down
Karma Police
Fitter Happier
Electioneering
Climbing Up The Walls
No Surprises
Lucky
Tourist, The
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ポップス

Ok Computer とは

ツꀀツꀀツꀀUKギターロックがたどり着いた1つの大きな成果ともいえる、重要な作品である。ギターサウンドを中心としたバンドアンサンブルはこれ以上ないほど洗練され、崇高さまで感じさせる。そしてなんとといっても、トム・ヨーク自身の内面に巣くう不安や絶望感を赤裸々につづった歌詞と、ネガティブな感情を昇華するメロディがすばらしい。
ツꀀツꀀツꀀ安易な享楽主義に逃げることなく、あくまでも現実を見据えながら、ロックミュージックの可能性を探り続けるレディオヘッド。音楽史上最も誠実なバンドとして記憶されることだろう。(森 朋之)

購入者の感想

ここにはトムの叫びが彼らのアルバムの中で一番強く込められています。

社会に適合して生きる。
隣人と仲良くし、旧友を大事にし、家族サービスをし、週末はジムに通い、綺麗なスーツを着て、規則を順守した生き方。

そんなの無理だ。
絶望にまみれながらでも、反吐や嫌味を吐き散らかしてでも、自分の本来の姿で生きていきたい。

このアルバムの本質はここにあると思う。

友達もいない大学の下宿先の暗い部屋、
「立派な人間」があふれた都会の雑踏を一人で歩くみじめな自分。
これはそういうときのサウンドトラックであると思います。

「何を下を向いてくよくよしてるんだ、人生にはいいこともある。逃げずに、一度きりの人生を楽しもう」
などど言うことは簡単です。
自分の弱さ・痛みと向き合ってとことん苦悩する方がよっぽど難しいし、逆に言えば人生から逃げていないと思う。

徹底して厭世的な、でも社会にしがみついてしか生きていけない「人間」の、グロテスクな内面をさらけ出した傑作だと思います。

で、このアルバムがすごいのは、普通そういうアルバムは歌詞を聞いてナンボなんですが、
これは歌詞を理解できなくても十分トムの叫びが痛いほど伝わってくるということ。
これがなんでかは私にもよくわからない。

おすすめ
#2 Paranoid Android
#5 Let Down
#6 Karma Police
#10 No Surprises
#12 The Tourist

10/10

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Capitolから発売されたRadioheadのOk Computer(JAN:0724385522925)の感想と評価
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