人体解剖カラーリングブック の感想

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解剖学を学び始めた医学生です。半分くらい色を塗ってみました。
「カラースケッチ解剖学」も使ってみたのですが、個人的には本書の「人体解剖カラーリングブック」が好きです。

最大の理由は、「カラースケッチ解剖学」は、「明るめの色で塗りなさい」と色が具体的に指定されていないのに対し、
「人体カラーリングブック」は、「黄で塗りなさい」「橙で塗りなさい」と具体的に指定されているからです。
どの色にしようかとか、色数が足りなくなったらどうしようとか、解剖学に関係ないところで気を遣わなくてすみます。

もう一つの理由は、「カラースケッチ解剖学」は、１ページに解説文と絵が同居しているのに対し、
「人体カラーリングブック」は、左ページが解説文、右ページが絵と統一され、すっきりしています。

内容量で言えば、「カラースケッチ解剖学」は170章、
「人体カラーリングブック」はその半分くらいです。
物足りないという人もいるし、これくらいでちょうど良いという人もいると思います。