経費で落ちるレシート・落ちないレシート の感想

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参照データ

タイトル経費で落ちるレシート・落ちないレシート
発売日販売日未定
製作者梅田 泰宏
販売元日本実業出版社
JANコード9784534051479
カテゴリ社会・政治 » 法律 » ビジネスの法律 » 税法

購入者の感想

具体的な例を沢山あげてあるものかと思いきや、基本的な考え方と脱税などの違法行為への牽制的な内容が終始一貫書かれていて、文章というより対話形式なので分かりやすい反面やはり内容が薄くなります。あっという間に読み終わってしまいましたが、特段なるほどというものはありませんでした。

タイトルの通り、経費で落とせるレシートと落ちないレシートがよくまとまっています。

領収書がなくても経費計上できるのはどんなケースか、
領収書の代わりにレシートでもOKなのか、取引先との飲み食いや、
仕事と称した旅行はどこまで認められるかなど、気になる話が満載。

ここまで明確にまとめてくれている本は、私の知っている限りないので
個人事業主の方にとって、本当にありがたいのではないでしょうか。

以下、私がこの本を読んで参考になった点です。

すべての領収書は経費で落ちます。
しかし、「仕事で使ったという立証」が必要、という“但し書き”がつくのです
たとえば慶弔見舞金や香典。普通は領収書は出ませんよね。
しかし、得意先の娘さんの結婚式にお祝い金を包んだとすれば、立派な交際費です

最近のレシートには、あらゆる情報が入っていますからね。
税務署としては単に合計金額と「品代」だけしか書かれてないものより、
むしろ明細の入ったレシートのほうがいいと考えるでしょう

テレビは単体でも機能するけど、DVDレコーダーは、いわばテレビの付属品。
厳しく見れば、一緒に買った場合は、そうなりますね。
半年とか1年、購入日が離れていれば、まあ大丈夫でしょう。それぞれ、別個に落とせます。

タイトルはやや過激(?)ですが、巷にある怪しい節税本とはあきらかに一線を画す素晴らしい本だと思います。

あれこれ秘策(?)を練るライターの鈴木さんと「アタマのやわらかい税理士」の会話形式で読みやすく、かつ、かゆいところに手が届く内容でした。

そして
 
 フリーランスだろうと会社だろうと、仕事の基本は、

 「出費を抑えて、入金を増やす」ことです。コミック代が経費になって喜ぶ程度では、

 いつもまで経ってもビンボーなフリーランスのままです。節税は大事なことだけど、

 危ない橋をわたってまで節税しても、収入が上がらないと無駄骨になってしまいます。

との言葉に著者のクライアントさんへの愛とご自身の仕事へのプライドを感じました。

きちんと確定申告して、事業をしっかり継続したいと考える事業主さんにはお薦めの1冊だと思います。

少し前、「あらゆる領収書は経費で落とせる」といった怪しい本が何冊か出て
かなり売れたという。キャバクラの経費も落とせるとか、「それは無茶だろ」という本が多かった。
私も目を通したのだが、納得のいかない点があちこち。
たしかにすべてのレシート、領収書は経費で処理できるのだ。
しかしそこには、「その経費を仕事に使った」という但し書きが必要になる。
「あらゆる〜」には、そこのところがかなり大ざっぱで、
「なるほど」というアイデアもあるけど、
このままやったら税務署はブラックリストに乗せかねない、と思った。

……というところで本書。
全編が、フリーランスのライターと、頭の柔らかい税理士さんとの掛け合い。
このやりとりが面白い。
税理士さんも「ぶっちゃけて言うとね……」などと話してくれる。
主にフリーランス、個人事業主、零細企業向けの本だ。
カメラマンや文筆業だけでなく、小さな割烹や居酒屋でも活用できる。
必読書だとも言えるだろう。

全編を貫いているのが、「仕事に使ったかどうかを証明できるか」という点。
たとえば夫婦で居酒屋をやっていて、マンガの本を買った。
これはいくら何でも税務署は認めない。
でも水道光熱費は、ある程度認めてくれるよ〜
そんな、小さなぶっちゃけ話がちりばめられている。
そういった細かい気配りのなされている、非常にまっとうな本だ。

しかしお堅い節税実用書とひと味違って、遊び心がいっぱいの本である。
楽しみながら、いつの間にか節税出来てしまう、好著だ。0

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