日経業界地図 2016年版 の感想
参照データ
タイトル | 日経業界地図 2016年版 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 9784532320294 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業動向 |
購入者の感想
最初の23個の「注目業界・テーマ」がちょっと関心を引いたので手に取った。TPP、訪日外国人、サービスロボット・ドローン、IoT、3Dプリンタ、燃料電池、マイナンバーなどが取り上げられている。「LINE」や「妖怪ウォッチ」まであるのはちょっと驚いた。
巻頭特集には、証券会社のストラテジストのインタビュー、業界別の30代の年収比較グラフ、世界シェア50品目、日本シェア100品目のグラフがある。特に世界シェアのグラフはそれぞれの分野における日本企業の立ち位置を見る上で参考になる。
大半を占める業界別のカテゴリーも、時代が見える。多くの業界で海外でのビジネスが占める重要性が高まっている。機械や自動車といった元々海外依存度の高い業界だけでなく、保険やスポーツ用具などでもそうだ。円安効果によってリチウムイオン電池では韓国企業に奪われていた市場シェアが回復する動きがある。コンビニ業界などでは中堅の再編が続いている。また、少子化に直面している教育分野においてはeラーニングの分野が急成長しているし、英会話学校の市場規模も一時の低迷期から反転して右肩上がりとなっている。モバイルコンテンツ市場も10年連続で拡大している。クラウドも相変わらず成長している分野である。少々時代遅れのメディアという印象があるラジオだが、ネット配信に力を入れたりしており、営業収入は意外にも微増している。テレビも広告費が3年連続増加している。出版業界は長期減少傾向が続き、電子出版市場が急拡大してもまだ市場規模が小さいために補いきれていない。また、レジャーランドや食品をはじめ、「値上げ」の文字が散見される。
巻頭特集には、証券会社のストラテジストのインタビュー、業界別の30代の年収比較グラフ、世界シェア50品目、日本シェア100品目のグラフがある。特に世界シェアのグラフはそれぞれの分野における日本企業の立ち位置を見る上で参考になる。
大半を占める業界別のカテゴリーも、時代が見える。多くの業界で海外でのビジネスが占める重要性が高まっている。機械や自動車といった元々海外依存度の高い業界だけでなく、保険やスポーツ用具などでもそうだ。円安効果によってリチウムイオン電池では韓国企業に奪われていた市場シェアが回復する動きがある。コンビニ業界などでは中堅の再編が続いている。また、少子化に直面している教育分野においてはeラーニングの分野が急成長しているし、英会話学校の市場規模も一時の低迷期から反転して右肩上がりとなっている。モバイルコンテンツ市場も10年連続で拡大している。クラウドも相変わらず成長している分野である。少々時代遅れのメディアという印象があるラジオだが、ネット配信に力を入れたりしており、営業収入は意外にも微増している。テレビも広告費が3年連続増加している。出版業界は長期減少傾向が続き、電子出版市場が急拡大してもまだ市場規模が小さいために補いきれていない。また、レジャーランドや食品をはじめ、「値上げ」の文字が散見される。