Fire Study (Soulfinders) の感想
参照データ
タイトル | Fire Study (Soulfinders) |
発売日 | 2012-08-15 |
製作者 | Maria V. Snyder |
販売元 | MIRA |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 洋書 » Subjects » Romance » Fantasy, Futuristic & Ghost |
購入者の感想
Poison Studyシリーズの第3作では、Yelenaは自らの魔力の真の威力と目的を探索する。
これまで敵として交流を閉ざしていたIxiaとSitiaは、外交の努力を始める。気がすすまないながらも2つの国のリエゾンとして働き始めたYelenaだが、二つの国の政治的な駆け引きに巻き込まれ、危険な立場に立たされる。
また、一方で彼女は死者を呼び戻すことのできる「Soulfinder」であることが判明する。だが、かつて存在したSoulfinderはSitiaの国民の記憶に残る恐ろしい存在である。人々はYelenaを恐れ、Yelena自身も自分の魔力の真の目的を疑い始める。
ValekとYelenaのロマンスを案ずる方は、ご心配なく。
しかし、最大の問題はプロットが成熟していないこと。人物のdevelopmentもいまひとつ。後で振り返ると不要な人物が多く登場する。ストーリーがあちこちに飛ぶので、そのたびに混乱する。
作者にもっと添削の時間を与えていたら、きっともっとシャープな作品になっていただろう。それが惜しまれるが、それでもこのシリーズを2作まで読んだ者にとっては、読む価値がある完結編である。
これまで敵として交流を閉ざしていたIxiaとSitiaは、外交の努力を始める。気がすすまないながらも2つの国のリエゾンとして働き始めたYelenaだが、二つの国の政治的な駆け引きに巻き込まれ、危険な立場に立たされる。
また、一方で彼女は死者を呼び戻すことのできる「Soulfinder」であることが判明する。だが、かつて存在したSoulfinderはSitiaの国民の記憶に残る恐ろしい存在である。人々はYelenaを恐れ、Yelena自身も自分の魔力の真の目的を疑い始める。
ValekとYelenaのロマンスを案ずる方は、ご心配なく。
しかし、最大の問題はプロットが成熟していないこと。人物のdevelopmentもいまひとつ。後で振り返ると不要な人物が多く登場する。ストーリーがあちこちに飛ぶので、そのたびに混乱する。
作者にもっと添削の時間を与えていたら、きっともっとシャープな作品になっていただろう。それが惜しまれるが、それでもこのシリーズを2作まで読んだ者にとっては、読む価値がある完結編である。