トピックモデル (機械学習プロフェッショナルシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | トピックモデル (機械学習プロフェッショナルシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岩田 具治 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061529045 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » 情報学・情報科学 |
購入者の感想
このシリーズの他の書籍が酷評されていたので心配していたが、自分としては納得のゆく内容だった。
全148頁とページ数が少なめだが、2010年ごろまでの「トピックモデル」の分野全体について概観できる。「トピックモデル」については、各種論文や、ウェブ上での雑多な情報しかない状態なので、このように全体を俯瞰できる書籍があると、とても助かる。EMアルゴリズムやギブスサンプリング、各種分布についての説明は簡素(数式は比較的豊富)だが、それらはPRMLなど、他の書籍を参照すれば良いと思う。
なお、このシリーズの紙質が酷評されていたが、紙が分厚いのは、少ないページ数で体裁を整えるためだと思われる。
追記:
合わせて購入した佐藤一誠先生の「トピックモデルによる統計的潜在意味解析」を第2章まで読み進めたが、LDAの数学的な背景や幾何学的な見方を理解するには、そちらの方が分かりやすかった。どちらか一冊を推すなら佐藤先生の書籍だが、両方を読んでも良いと思う。ユニグラム・混合ユニグラムからトピックモデルへの流れは本書にしか書かれていない。
全148頁とページ数が少なめだが、2010年ごろまでの「トピックモデル」の分野全体について概観できる。「トピックモデル」については、各種論文や、ウェブ上での雑多な情報しかない状態なので、このように全体を俯瞰できる書籍があると、とても助かる。EMアルゴリズムやギブスサンプリング、各種分布についての説明は簡素(数式は比較的豊富)だが、それらはPRMLなど、他の書籍を参照すれば良いと思う。
なお、このシリーズの紙質が酷評されていたが、紙が分厚いのは、少ないページ数で体裁を整えるためだと思われる。
追記:
合わせて購入した佐藤一誠先生の「トピックモデルによる統計的潜在意味解析」を第2章まで読み進めたが、LDAの数学的な背景や幾何学的な見方を理解するには、そちらの方が分かりやすかった。どちらか一冊を推すなら佐藤先生の書籍だが、両方を読んでも良いと思う。ユニグラム・混合ユニグラムからトピックモデルへの流れは本書にしか書かれていない。