BE BLUES!~青になれ~ 17 (少年サンデーコミックス) の感想
参照データ
タイトル | BE BLUES!~青になれ~ 17 (少年サンデーコミックス) |
発売日 | 2014-12-18 |
製作者 | 田中 モトユキ |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784091253958 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
サッカー漫画として、本格化してきた感がある。作画のレベルも高い。キャラクターも個性豊かだ。これだけ各キャラクターを描き切る力を持った漫画家はさほど多くない。しかも、一人一人に過去の強烈なエピソードがあるわけじゃない。しかし、練習、合宿、紅白戦、を経てAチームを戦うに至り、登場人物の個性(技術のみならず体格、判断力、性格などさまざまな要素)を存分に描いている。それが今作品。
それが自然でとても心地よい。たしかに色々なサッカー漫画の、”昔は○○だったが今は”とか、”特訓してきた成果がこれだ”とか、”俺の武器は○○シュートだ!”なんて話も面白いだろう。しかし、ずっと(2巻から)養ってきた、青梅のスタミナだってカッコいいのだ。朝夕10km走った愚直な努力が、サッカーセンスを上回る賞賛を受けるってとても素敵だと思う。ほかにも、前巻から出てきた新しいキャラのコーメイは、パス能力に優れたゲームメーカーだが、ゲームの中でゲームの流れを読んでコントロールする力を持っている。そんな彼は、われわれに紅白戦やAチームとの対戦をわかりやすくつぶやいてくれる(解説してくれる)。そんな形で才能を見せてくる。別に才能をみせつけてるわけじゃない。ただ、サッカーがそこにあり、個性がみえる。大好きになってしまいますよ。
この巻も前振りにすぎません。こうやってともに競い高めあうことで、互いを認め合い、友情が生まれ、素敵な”武蒼”というチームが出来ていくのでしょう。こんなチーム作りを描いた作家は初めてといってもよいのではないでしょうか。
それが自然でとても心地よい。たしかに色々なサッカー漫画の、”昔は○○だったが今は”とか、”特訓してきた成果がこれだ”とか、”俺の武器は○○シュートだ!”なんて話も面白いだろう。しかし、ずっと(2巻から)養ってきた、青梅のスタミナだってカッコいいのだ。朝夕10km走った愚直な努力が、サッカーセンスを上回る賞賛を受けるってとても素敵だと思う。ほかにも、前巻から出てきた新しいキャラのコーメイは、パス能力に優れたゲームメーカーだが、ゲームの中でゲームの流れを読んでコントロールする力を持っている。そんな彼は、われわれに紅白戦やAチームとの対戦をわかりやすくつぶやいてくれる(解説してくれる)。そんな形で才能を見せてくる。別に才能をみせつけてるわけじゃない。ただ、サッカーがそこにあり、個性がみえる。大好きになってしまいますよ。
この巻も前振りにすぎません。こうやってともに競い高めあうことで、互いを認め合い、友情が生まれ、素敵な”武蒼”というチームが出来ていくのでしょう。こんなチーム作りを描いた作家は初めてといってもよいのではないでしょうか。