完全独習 統計学入門 の感想
参照データ
タイトル | 完全独習 統計学入門 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小島 寛之 |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478820094 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 |
購入者の感想
大変わかりやすい良書である。簑谷千鳳彦氏の「統計学のはなし」、大村平氏の「統計のはなし」、和達三樹氏の「キーポイント確率・統計」といった良書群にひけをとらない、もしかしたら、それ以上の本かもしれない。
この本のいいところは、非常に慎重に論理を展開していることである。標準偏差など、基本でありながら重要なところは厚く記載するように工夫されており、大学生程度(あるいは高校生)の知識があれば、ゆっくり読めば理解できるように書かれている。
もう一つ、いいところは、本書は21講構成になっており、1講1講のテーマが緻密に絞られているため、読み通しやすいことである。
著者の「使える!確率的思考」という本が面白かったので、やや期待値高めで読んだのだが、期待以上にいい本だった。
熟読に値する本である。
・・・2012年8月30日再読・・・
本書は、著者の小島さんが統計学の考え方を再度解釈し、咀嚼し、自分の言葉で再構成するという手間をかけているので、独特のわかりやすさ(理解のための独特の切り込み方)がある。正規母集団(母分散既知)からの母平均推定、正規母集団(母平均既知)からの母分散推定(カイ二乗分布)、正規母集団(母平均未知)からの母分散推定と続き、最後に、正規母集団(母分散未知)からの母平均推定(t分布)に至るところまでが学習目標として設定されている。
・・・2013年10月28日再読・・・
基本的なこととはいえ改めて印象に残ったのはP98の議論で、曰く・・・
この本のいいところは、非常に慎重に論理を展開していることである。標準偏差など、基本でありながら重要なところは厚く記載するように工夫されており、大学生程度(あるいは高校生)の知識があれば、ゆっくり読めば理解できるように書かれている。
もう一つ、いいところは、本書は21講構成になっており、1講1講のテーマが緻密に絞られているため、読み通しやすいことである。
著者の「使える!確率的思考」という本が面白かったので、やや期待値高めで読んだのだが、期待以上にいい本だった。
熟読に値する本である。
・・・2012年8月30日再読・・・
本書は、著者の小島さんが統計学の考え方を再度解釈し、咀嚼し、自分の言葉で再構成するという手間をかけているので、独特のわかりやすさ(理解のための独特の切り込み方)がある。正規母集団(母分散既知)からの母平均推定、正規母集団(母平均既知)からの母分散推定(カイ二乗分布)、正規母集団(母平均未知)からの母分散推定と続き、最後に、正規母集団(母分散未知)からの母平均推定(t分布)に至るところまでが学習目標として設定されている。
・・・2013年10月28日再読・・・
基本的なこととはいえ改めて印象に残ったのはP98の議論で、曰く・・・