上級マクロ経済学 の感想
参照データ
タイトル | 上級マクロ経済学 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | デビッド ローマー |
販売元 | 日本評論社 |
JANコード | 9784535554931 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » マクロ経済学 |
購入者の感想
本書は、David Romer著 ”Advanced Macroeconomics -Third Edition- ”<デビッド・ローマー著「上級マクロ経済学」(原著第3版)>の最新版の訳書で、レベル的には学部上級生や大学院修士課程の院生を対象にしている。あとがきに書かれているが、訳書では原著出版後明らかになった誤りや誤植などが修正されているとのこと。
第3版では、第11章「財政赤字と財政政策」が新たに追加されているので、現在の各国の財政状況を考えながら興味深く読めた。
本書の読者に著者が求めている点は、中級レベルのミクロ経済学…利潤最大化、効用最大化、供給と需要、均衡、効率性、競争均衡の厚生上の特性などの概念を理解していること、必要な数学の知識…一変量微積分に対するひととおりの理解と多変量微積分の初歩の知識、関数、対数、導関数、変導関数、制約下の最大化、テイラー近似等の手法、確立概念の基礎に関する知識(確立変数、平均、分散および独立性)があることである。とは言うものの、本書を読みながら、必要に応じて、数学の知識を補っていけばよい。0
第3版では、第11章「財政赤字と財政政策」が新たに追加されているので、現在の各国の財政状況を考えながら興味深く読めた。
本書の読者に著者が求めている点は、中級レベルのミクロ経済学…利潤最大化、効用最大化、供給と需要、均衡、効率性、競争均衡の厚生上の特性などの概念を理解していること、必要な数学の知識…一変量微積分に対するひととおりの理解と多変量微積分の初歩の知識、関数、対数、導関数、変導関数、制約下の最大化、テイラー近似等の手法、確立概念の基礎に関する知識(確立変数、平均、分散および独立性)があることである。とは言うものの、本書を読みながら、必要に応じて、数学の知識を補っていけばよい。0