こころの旅 の感想
参照データ
タイトル | こころの旅 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 神谷 美恵子 |
販売元 | 日本評論社 |
JANコード | 9784535981034 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者 |
購入者の感想
専門家が学術的・経験的裏づけに基づいて信念をもって丹念に「人のこころの一生」をたどり、綴った本。実用面でいえば、自分が中年期にあれば、中年期のこころのあり方が書かれたページを熱心に読む一方、老年期の親のこころのあり方を知るためにそのページも読む。また、子どもがいれば、そのページも役に立つ。書かれてからずいぶん時が経つが内容的に少しも古くなっていない。
「からだにとって空気や水や食物が必要なのと同様に、こころには生きるよろこびが必要である」という言葉を素直に受け取った。「自分を大事にしましょう。同じように他者も大事にしましょう。そして人生を愛しなさい」そんなメッセージも受け取った。本書を読み終えて、著者の愛の深さについて考えた。もっと神谷さんの言葉をたくさん聞きたいと思った。そんな思いを抱かせるのも名著のゆえだろうと思う。
「からだにとって空気や水や食物が必要なのと同様に、こころには生きるよろこびが必要である」という言葉を素直に受け取った。「自分を大事にしましょう。同じように他者も大事にしましょう。そして人生を愛しなさい」そんなメッセージも受け取った。本書を読み終えて、著者の愛の深さについて考えた。もっと神谷さんの言葉をたくさん聞きたいと思った。そんな思いを抱かせるのも名著のゆえだろうと思う。