MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) の感想
参照データ
タイトル | MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト |
販売元 | 早川書房 |
JANコード | 9784150412098 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー |
購入者の感想
原題は「Let me in」 そちらの方がより内容に近く題名にふさわしいと思われるのですが、
「MORSE」とつけたのは ロゴとして美しいからでしょうか。モノトーンの中に「MORSE」
と赤字でうかび上がらせた表紙は目を引きます。
残虐でグロテスクな表現もかなり多く性的描写も不快感が残るのですが
エリ が生きていく上でどれも必要なことであり、ホーカン のような異常性欲者で強い執着心
を持った人間をパートナーにしないとエリは生きられないのです。
エリは美しいけれども決してヴァンパイアを おとぎの世界のような生き物として扱っていないし
現実の自分との葛藤の中で生き抜こうとする姿が悲しさと愛しさすら感じます。
ただやはり悪魔は計算しています。オスカルをためします。ホーガンの後継者として
自分にふさわしい下僕かどうかを。
200年も生きているのですから。
美しい恋と友情物語では語れなさそうです。
「MORSE」とつけたのは ロゴとして美しいからでしょうか。モノトーンの中に「MORSE」
と赤字でうかび上がらせた表紙は目を引きます。
残虐でグロテスクな表現もかなり多く性的描写も不快感が残るのですが
エリ が生きていく上でどれも必要なことであり、ホーカン のような異常性欲者で強い執着心
を持った人間をパートナーにしないとエリは生きられないのです。
エリは美しいけれども決してヴァンパイアを おとぎの世界のような生き物として扱っていないし
現実の自分との葛藤の中で生き抜こうとする姿が悲しさと愛しさすら感じます。
ただやはり悪魔は計算しています。オスカルをためします。ホーガンの後継者として
自分にふさわしい下僕かどうかを。
200年も生きているのですから。
美しい恋と友情物語では語れなさそうです。