好きになるその瞬間を。(初回生産限定盤)(DVD付) の感想
参照データ
タイトル | 好きになるその瞬間を。(初回生産限定盤)(DVD付) |
発売日 | 2015-07-15 |
アーティスト | HoneyWorks |
販売元 | ミュージックレイン |
JANコード | 4580163594111 |
Disc 1 : | プロポーズ 今好きになる。 言葉のいらない約束 東京サマーセッション feat.CHiCO 暁月夜-アカツキヅクヨ- 未来図 <ボイスドラマ>ランチトーーク!男の友情編 タナタロ マジックメロディ さよなら両片想 三角ジェラシー -another story- 恋ヲウチヌケ <ボイスドラマ>ランチトーーク!女の友情編 リトルリグレット 告白ライバル宣言 金曜日のおはよう -love story- feat.Gero ママ イジワルな出会い |
Disc 2 : | 今好きになる。ショートストーリー デジタルコミック&アニメーション |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
ニコニコ動画出身、「甘酸っぱい」系王道キラキラ・ロックを奏でる
音楽ユニット・HoneyWorksによるサードアルバム。
本作はファーストアルバム『ずっと前から好きでした。』以降に発表された楽曲が中心に収録されていて、
このアルバムで初公開となる、書き下ろしの新曲も複数収められている。
声優が「キャラクター」の持ち曲を歌った、前作のやや企画盤的な要素は今作では省かれていて、
VOCALOIDも使用されておらず、本作は全曲でシンガーのsana(鎖那)がヴォーカルを務めている。
彼女、少々音圧に負けてしまいそうなか細い声質の持ち主なのだが、
がむしゃらにガンガンと歌い上げる様がコンセプトに合っているし、
手垢のついていない歌声が絶妙な「生っぽさ」にもなっている。節々で見せる表現力も豊かだ。
アルバム全体でも特に印象的なのは、メロディも楽曲の幅も大きく躍進したGomによる楽曲で、
特にCHiCOとのデュエットである「東京サマーセッション」は、4曲目から見事にアルバムの風向きを変えている。
ニコニコ動画のイメージからいい意味で離れつつ、一方でド直球な王道青春ストーリーを射抜いた名曲だ。
前々作から倍増したサポートメンバーも、こちらでは1曲づつ書いていて、
特にsanaの筆による(!)「タナタロ」は、爽やかな洋楽ポップスの趣きがあって面白い。
HoneyWorksは「バンド」を名乗っていないのだが、面白いことに、どんどんバンドになってきている気がするほどだ。
しかし、やはり圧巻なのが……もう一人のメイン・コンポーザー、shitoの筆による
畳みかけるようなラスト4曲(「告白ライバル宣言」~「イジワルな出会い」)だ!
「金曜日のおはよう」の超ド級ポップス、「ママ」の圧倒的な世界観とアレンジ、
そして「告白ライバル宣言」のパワー溢れるシンガロング!
本作唯一の単独作詞作曲名義の楽曲である、「プロポーズ」からも見える彼の美意識みたいなもの……
(「言うよ」「言うよ」が重なるあの瞬間!)は、何か特別な才能を感じさせるものがある。好きだ!
音楽ユニット・HoneyWorksによるサードアルバム。
本作はファーストアルバム『ずっと前から好きでした。』以降に発表された楽曲が中心に収録されていて、
このアルバムで初公開となる、書き下ろしの新曲も複数収められている。
声優が「キャラクター」の持ち曲を歌った、前作のやや企画盤的な要素は今作では省かれていて、
VOCALOIDも使用されておらず、本作は全曲でシンガーのsana(鎖那)がヴォーカルを務めている。
彼女、少々音圧に負けてしまいそうなか細い声質の持ち主なのだが、
がむしゃらにガンガンと歌い上げる様がコンセプトに合っているし、
手垢のついていない歌声が絶妙な「生っぽさ」にもなっている。節々で見せる表現力も豊かだ。
アルバム全体でも特に印象的なのは、メロディも楽曲の幅も大きく躍進したGomによる楽曲で、
特にCHiCOとのデュエットである「東京サマーセッション」は、4曲目から見事にアルバムの風向きを変えている。
ニコニコ動画のイメージからいい意味で離れつつ、一方でド直球な王道青春ストーリーを射抜いた名曲だ。
前々作から倍増したサポートメンバーも、こちらでは1曲づつ書いていて、
特にsanaの筆による(!)「タナタロ」は、爽やかな洋楽ポップスの趣きがあって面白い。
HoneyWorksは「バンド」を名乗っていないのだが、面白いことに、どんどんバンドになってきている気がするほどだ。
しかし、やはり圧巻なのが……もう一人のメイン・コンポーザー、shitoの筆による
畳みかけるようなラスト4曲(「告白ライバル宣言」~「イジワルな出会い」)だ!
「金曜日のおはよう」の超ド級ポップス、「ママ」の圧倒的な世界観とアレンジ、
そして「告白ライバル宣言」のパワー溢れるシンガロング!
本作唯一の単独作詞作曲名義の楽曲である、「プロポーズ」からも見える彼の美意識みたいなもの……
(「言うよ」「言うよ」が重なるあの瞬間!)は、何か特別な才能を感じさせるものがある。好きだ!