アゲイン 28年目の甲子園 [DVD] の感想

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参照データ

タイトルアゲイン 28年目の甲子園 [DVD]
発売日2015-07-08
監督大森寿美男
出演中井貴一
販売元ポニーキャニオン
JANコード4988013284883
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ

購入者の感想

ある日、新聞社に務める晴彦(中井貴一)のもとを、高校生時代に同じ野球部員だった仲間の娘・美枝(波瑠)が
訪ねて来る。彼女の父親は、東日本大震災で亡くなった後、遺品の中から束になって投函されずに残っていた年賀状を
見つけ、晴彦のところへやって来たのだ。晴彦は、美枝がボランティアとして参加する「マスターズ甲子園」に誘われるが、
過去の事件を思い出し参加を見送る返事をする。

美枝の父親は、学生時代に晴彦と同じ野球部に属していたが、ある事件を起こし野球部はその活動を停止した。
県大会決勝と甲子園の夢を絶たれた絶望感は、中年の年齢になっても忘れない。父親が起こした事件で夢を絶たれた
穴埋めを「マスターズ甲子園」で埋めたいと誘いに熱心だが、同じ野球部だったメンバーたちの態度は冷たかった。
娘はあの事件は関係ないと大人の対応をするものも居るが、中には罵声を浴びせるものもいる。青春期に夢を絶たれた
過去の記憶は根深いのだ。それでも、当時は負けることも出来なかったと、今ケリを付けるという精神で野球を再開する。

個性的なメンバーは、それぞれ大人の事情を抱えているが、野球に熱中するオヤジ連中は熱い。無理な動きは怪我を
すると思うようなオヤジ連中の野球魂が伝わる作品だった。晴彦も離婚し愛娘は笑顔を失くした。父親(晴彦)には、
無表情で対応する。その原因は自身にあることを分かっているが、美枝の困っている姿に、父親の態度を取る晴彦が印象的だった。

本作は、野球映画の中でも秀作の部類に入ると思う。人間ドラマも分かりやすい。とにかくオヤジ連中が熱いのだ。
作品では、超ベテラン俳優陣の集合体で、脇を柳葉敏郎や和久井映見が勤める。

待っていました。
映画館でみたときからDVD化を期待していました。
内容としては最近の邦画にはめずらしく起承転結がしっかりとしていて楽しめます。
欠点は、なぜなのか画質が悪い。プレイヤーの影響なのかテレビの影響なのか原因はわかりません。

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