労働法 第5版 の感想

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参照データ

タイトル労働法 第5版
発売日販売日未定
製作者水町 勇一郎
販売元有斐閣
JANコード9784641144637
カテゴリ社会・政治 » 法律 » ビジネスの法律 » 労働法

購入者の感想

最新の労働法の動向を記述したテキストを読みたいと考え、購入しました。

私は、今迄色々な労働法の本を読んできました。

具体的には、
1.「労働法概説」有泉亨著(有斐閣・・・現在絶版)→2.「労働法」安枝・西村著(有斐閣プリマ)→3.「労働関係法」小西・渡辺・中嶋著(有斐閣Sシリーズ)→4.「労働法 第7版補正2版」菅野和夫著(弘文堂)
の順に読みましたが、そのうち、1.と2.は「裁判所職員試験 問題と対策」法学書院(現在絶版)で、教養試験の為の初学者にも親切な基本書として推されており、2.と3.と4.(この場合第6版)は「法学検定2級(現在のアドバンストコース)法学既修者試験ガイドブック」法学検定試験委員会編 商事法務(2003年・・・現在絶版)で学習の為の基本文献として推されており、特に3.は2.より厚くて詳しく且つ網羅的な記述が有る(薄い本は内容が圧縮されていたり、詳しく書かれていない事項も有るので却って解り難く、効率が悪い)ものの、4.よりはコンパクトに纏まっていて、本試験や公務員試験等に対応出来る本であることは判るのですが、2007年に改訂されて以来、改訂が為されていなかったので、労働法のバイブルというべき、菅野「労働法 第10版」と同時に本書を購入しました。

本書は2007年に初版が発売されて以来、2年ごとに改訂されていますが、今回の改訂は、
1.企業組織の変動、解雇、労災補償、労働組合、団体交渉、不当労働行為について大幅に加筆され、第3編に第3章として「非正規労働者に関する法」を新設し、非正規労働者を巡る問題はそこに纏めて記述
2.重要な部分は脚注から本文に移し、私見、裁判所のやや細かい説明、理論的考察等については、columnとして記述
3.第4版以降の重要な法改正(労働者派遣法、労働契約法、高年齢者雇用安定法、障害者雇用促進法等)と最新判例の解説
4.旧版まで巻末にあった、就業規則例等を有斐閣のHPに移す等の工夫
が為されています。

本書は項目ごとに事例が掲げられ、その後に解説が書かれています。25の図表が有り、脚注は豊富で、菅野「労働法

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