知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書) の感想

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参照データ

タイトル知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)
発売日販売日未定
製作者池上 彰
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022734174
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 一般・投資読み物

購入者の感想

  著者の経済学入門書『池上彰のやさしい経済学 1,2』をおもしろく読んだので、旧作にあたる本書にも自然に手が伸びた。おもしろかった。難しそうなことを分かりやすくプレゼンする著者の匠の技が、本書でもいかんなく発揮されている。
  基本コンセプトの一部、たとえば「貨幣」などの解説は『---やさしい経済--』と同じだが、特に気にならなかった。本書は、普通の人がお金にまつわることで「知らないと損する」ことを中心にまとめてあって、読めば必ず「知って得した」という気になる、経済生活How to本です。氏の経済関連著作の中で、もし1冊だけ読むのなら本書が、おすすめです。コストパフォーマンスも高いですから。本書は760円+税、『---やさしい経済---』1冊1575円ですから。
  目次は学校の授業仕立てになっています。以下引用します。1限目 お金の歴史。2限目 銀行。3限目投資。4限目保険。5限目税金。特別授業1ニュースの中のお金。特別授業2 身近なお金。
  「銀行の仕事を一言で言うと、『お金が余っているところ』から、『お金が足りないところ』へ、お金を融通する仕事。だから、銀行は、『金融』業と呼ばれます」何気ないことなのかもしれませんが、こういう記述に出会う素直になるほどと思いました。
個人的な体験を踏まえた説明は特に説得力があります。個人的に、さらになるほどと思ったのは「銀行の賢い利用方法」の住宅ローンの説明をしている「ローンを組みやすい人、ローンを組みにくい人」の項目でした。どういう人または組織が、どのような条件のとき、銀行にとって「信用できる」取引相手(=顧客)となるのか?その信用度が高ければ高いほど金利が下がり、信用度が低ければ低いほど金利があがるわけですが、著者はご自身の体験も踏まえて分かりやすく記述してくれています。少し長くなりますが以下に引用します。

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