もう食材をダメにしない！　お料理＆キッチン整理術！ (メディアファクトリーのコミックエッセイ) の感想

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企画ありきだというのははじめに書かれていますが、それにしたって
絵も内容もずいぶん雑だなーと思いました。

この本の中で実質的に彼女がやったことは、キッチンとちゃぶ台との間の
動線を改善したことと、キッチンの整理整頓をしたことと、
食材の冷凍を覚えたことだけです。たまに入ってるレシピは
他の本からの写しで、なんの意味があるのかあんまりわかりません・・・

この内容だったら、キッチン整理術のことだけをもっとしっかり
書いたらよかったんじゃないかなと思います。

今の本の内容だと得意のはずの整理整頓さえ中途半端で、
キッチンの周りだけでモノが収まってないし、不要なキッチンツールも多く、
不便そうに見えます。ベッド周辺の素人DIYも、あまりにも大味というか、
使い勝手や見た目、耐荷重に大いに疑問感じました。寝る場所付近ですし、危ないですよ・・・。

それに、この本を読むと、なーんか全体に部屋がごみごみしているのが予想がつくというか、
片づけ本を出した人にしては、部屋ホントに片付いてんのかなー？という感じ

Beforeのベッドが部屋のど真ん中のモードだと、掃除機ものすごいかけづらいですよね・・・
とはいえ、Afterでは、ベランダに出る経路（たぶん）塞いでるし、クローゼットの服を取ったり
入れたりするには、逐一ベッドに上がる必要があって、これはこれで住みにくそう・・・
むしろ、この狭さ（仕事場ぬきで実質１K）で二人住むなら、ちゃぶ台を折りたたみ式のものにして、布団は毎日たたんで
ちゃぶ台と布団の位置を入れ替えるようにしたほうが部屋を広く使えて掃除機もかけやすく、
機能的なのでは。

ゲーム機とか本とかPCとか、一時的に出しておきたいものだってあるだろうし、
実際は結構片付いてないんじゃないかな？掃除機ちゃんと掛けられてないんじゃないかな？
ゴミ箱もないみたいだし、ひょっとしてビニール袋に直入れ？とか、そういう疑問を次々に感じました。