100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本 (CD2枚付) の感想
参照データ
タイトル | 100個のフレーズを吹くだけで飛躍的にサックスが上達する本 (CD2枚付) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加度 克紘 |
販売元 | リットーミュージック |
JANコード | 9784845621989 |
カテゴリ | 楽譜・スコア・音楽書 » 楽器別 » 管楽器 » サックス |
購入者の感想
テナーとアルトの両方に対応している教本はそんなに多くは無いのでありがたい(ただしFフロントキーを用いたフラジオの運指はテナーとアルトでは若干異なるので、ここはイー楽器などのサイトを参考にするのが良い)
教本のレベルは、読譜と運指で手一杯の”サックス経験ゼロ”で取り組むとチョッと厳しいかもしれない。リズムのバリエーションも妥当。”歌うように吹こうとする”と自然とタングングして(出来て)しまうレベルから始まっている。だから、レベルが合えば抜群の効果があるだろう(私的にはヤマハのレッスンでテキスト1・2巻を終了した後に購入)。
因みに、ヤマハのテキストは良くできており、”サックスの弱点”をうまく突いている。だから、調整不良のサックスでは上手く吹けないようなフレーズが満載となっている。一方、このテキストは運指の弱点を的確に突いていると言ってよいだろう。ある程度吹けるようになると決まって上手く行かない運指やフレーズに遭遇する。そういう弱点克服に手っ取り早くとっつける教本としては画期的じゃないかな? 説明も参考になり、ヤマハのレッスンでもここまでの説明は無かった。またジャズ指向性が明確に打ち出されているのも私的には好都合だった。ICレコーダーに入れて聞いているだけでもリズムやメロディラインなど参考になるのは有難い。
もっとメロディーラインが豊富な練習曲テキスト・・となるとATNから出ている ブルースエチュードなどの教本がある。著者が師事した Fred Lipsius の演奏も入っており(例えば Blues for Michael Brecker)こっちも中々使える。
次のステップとなる”一生使えるアドリブ基礎トレーニング差サックス編”も購入予定。
テナーのデモ演奏は今ひとつの感があるが(特に高音がペラい)これは奏者のテクニックというより楽器のセッティング(特にレジェールの2番とYTS-275)によるものか大きいかもしれない。やはり楽器のセッティングは重要だと思った。
教本のレベルは、読譜と運指で手一杯の”サックス経験ゼロ”で取り組むとチョッと厳しいかもしれない。リズムのバリエーションも妥当。”歌うように吹こうとする”と自然とタングングして(出来て)しまうレベルから始まっている。だから、レベルが合えば抜群の効果があるだろう(私的にはヤマハのレッスンでテキスト1・2巻を終了した後に購入)。
因みに、ヤマハのテキストは良くできており、”サックスの弱点”をうまく突いている。だから、調整不良のサックスでは上手く吹けないようなフレーズが満載となっている。一方、このテキストは運指の弱点を的確に突いていると言ってよいだろう。ある程度吹けるようになると決まって上手く行かない運指やフレーズに遭遇する。そういう弱点克服に手っ取り早くとっつける教本としては画期的じゃないかな? 説明も参考になり、ヤマハのレッスンでもここまでの説明は無かった。またジャズ指向性が明確に打ち出されているのも私的には好都合だった。ICレコーダーに入れて聞いているだけでもリズムやメロディラインなど参考になるのは有難い。
もっとメロディーラインが豊富な練習曲テキスト・・となるとATNから出ている ブルースエチュードなどの教本がある。著者が師事した Fred Lipsius の演奏も入っており(例えば Blues for Michael Brecker)こっちも中々使える。
次のステップとなる”一生使えるアドリブ基礎トレーニング差サックス編”も購入予定。
テナーのデモ演奏は今ひとつの感があるが(特に高音がペラい)これは奏者のテクニックというより楽器のセッティング(特にレジェールの2番とYTS-275)によるものか大きいかもしれない。やはり楽器のセッティングは重要だと思った。